2015年5月20日水曜日

イーグルクリークトレイル


ポートランドから東に1時間あまりドライブしハイウェイを降りてすぐという好アクセスのため、ポートランド近郊のベストハイキングスポットの上位にランクインするのがこちら、イーグルクリークトレイル。月曜日だったにもかかわらず、さすがパーキングはほぼ一杯でした。

新緑が五月晴れの太陽に輝き、野花が咲き乱れ、鳥のさえずりと小川のせせらぎが終始響き渡り、もはやパラダイス。鳥も蛇も花もハエまで鮮やかな青だったのは驚きました。
足やくちばしまで青味がかったステラーズ・ジェイという鳥が、駐車した車の周りを人懐っこく歩き回ってました。


夏に来たら川遊びしてる人たちで溢れるんだろうな〜。透明度が高く、グリーン!



こんな絶壁で密かに読書をする女性。どこから入ったのだろう。こんな秘密を一つもあったらいいですね。


往復4時間でトレイル最終地点のトンネル滝までは行けませんでしたが、片道30分ほどでパンチボール滝、その後も滝や橋をいくつか通りました。地図かこちらからダウンロードできるので、プリントして持っていくと便利かも。
http://www.oregonhikers.org/field_guide/Tunnel_Falls_Hike

アースオーブン制作ワークショップ


粘土と砂と水にワラを混ぜた漆喰のような素材、コブ(cob)でオーブンを作るワークショップに参加しました。ずっと前から興味があっていつかうちの庭でも作りたいなと思っていたので、カレッジでのボランティアワークショップを偶然見つけたのはラッキー!

講師はバーンハードさんという、コブスカルプチャーのエキスパート。単にオーブンを形作るだけでなく、アート的な模様を入れたり、美しく仕上げる為のコツなども学べたのがとってもよかったです。

カレッジのラーニングガーデン(実験的で教育を踏まえた野菜畑)の真ん中に屋根が建てられていて、そこにすでに基礎が出来上がっていたオーブンがありました。



粘土、砂、水を混ぜる作業。手作業で混ぜる為にこうやってシートをうまく使ってます。


ざっくり混ざったら、足で踏み込みます。長靴がなければ、素足で!

 ワラを混ぜてよく混ぜます。

土台をミストで湿らせてから、コブを揉み込んでいきます。しっかり刷り込まないと剥がれてしまうので、手加減が慣れないと難しい。


木っ端を使って表面を慣らすとツヤっとしてきます。

最初の写真からの経過。

朝一からコブの乾燥を促すためにずっと空焚きしていたのですが、思いがけないことに早速ピザを焼きました!材料が揃ってないので、生地を広げるのはオリーブオイルのボトルで、焼くときにスライドさせるのはダンボールで、そして取り出すのはなんとノコギリ!笑


 いかにも制作者たちの賄いぽさを感じますね!
インスタントの生地にもかかわらず、秒速で焼きあがるのでクラストがバブリーで美味しかった!

この後、ドーム状のオーブンの上を飾るデザインを話し合い、制作が続きました。来週は仕上げにかかるので、また行きます。

アースオーブンの隣に位置するコブのベンチがとっても素敵。こちらもバーンハードさん講師の作品だそうです。屋根の多肉植物、雨水をタンクに貯められるようにしてる仕組みが素晴らしい!


バーンハードさんのウェブサイトに、今後のイベント情報が記載されています。
http://www.bernhardmasterson.com

2015年5月8日金曜日

橋の上渋滞


ポートランドは通称ブリッジタウンとも呼ばれるほど、市内の中心を流れるウィラメット川にたくさんの橋がかかり、ダウンタウンだけで5つもあります。そして全てデザインが違うのが特徴的。聞いた話では、大きな船が通りかかるための橋の開閉方式が、どのデザインがどう効率的か実験的に比べるためだとか。

そしてこちらの、ダウンタウン北側にかかるブロードウェイブリッジ。真ん中で左右に橋桁が開いてます。それによって車はもちろん、自転車レーンのある橋のため自転車も長〜い渋滞。一度これに捕まると、20分以上も足止めされます。こうなったら文句を言ってもしようがなく、ただ待つのみ。まあのんびりなポートランド、みんなやれやれって感じで隣の人とおしゃべりしながら待つのみという風潮。足止めされるタイミングは突然やってくるので、仕事や待ち合わせでダウンタウンに行き交う際は、時間に余裕を持って出かけましょうね。

メーデーのお祭り ーメイポールダンスー




メーデーというと、労働者たちのデモが都市部で行われるのが一般的ですが、メイポールダンスと言ってローマ時代から伝わるヨーロッパ由来のお祭りがあります。春先に作物の種が撒かれた後のこの季節に、これからの豊作を祈るというのが慣わし。アメリカでは見たことがない人もいるくらいあまり一般的なお祭りではないのですが、かれこれ14年間毎年やっているという家に招待され、参加してきました。


ポートランド市内としてはかなり広めの敷地で、広い芝生の真ん中に白樺の木(ポール)が横になっていて、それに願い事を書いた紙をくくりつけている人たちや、庭から摘んだ花で花冠を作る人たち、持ち寄ったご飯や飲み物で芝生の上に座っておしゃべりする人たちや、大きな古い楓の木によじ登る子供たち。
ゲストがたくさん集まり時間になると、大人の男性2人がポールを肩に担ぎ、家のオーナーが先導してその後を全員が連なり、ギターや打楽器、笛を吹きながら近くの商店街までパレード!



家に戻ってくると、芝生の真ん中に立てたポールの先から色とりどりのリボンを垂らし、そのリボンを手にして(伝統的には小さい女の子らしい)木を中心に左右にぐるぐる回ると、木にリボンが編まれるということ。そして下の方まで編まれると、リボンの持ち手を交代して逆に解いていくのがもっと大変。これ説明するのも少々ややこしいですが、実際参加してみるとさらにややこしい!笑
自分と逆に回っていく人、自分の上をいく人/下にいく人がどんどん流れていくので、何度も「アレ、あなたどっち?!」という状況になります。でもそれが面白かったなー。

わたしはこの日パーティ掛け持ちだったのでメイポールダンスの後には退散しましたが、このパーティは日が暮れた後は焚き火が始まり夜まで続き、くくりつけられた願い事の紙はまとめて火に葬られたそうです。さてこれで、今年のガーデンも豊作になりますように。







2015年5月1日金曜日

アメリカ的?バースデーパーティ

週一くらい頻繁に遊ぶ友達の子供の3歳誕生日パーティに参加しました。この3歳児が両親におねだりしたプレゼントはこれ。


オモチャの芝刈り機!パパが芝刈りするのをいつも楽しそうに眺めていたようです。ニセモノのガソリンタンクも付いているのでそこからチャージし、キーを回し、発電機によくある形の電源をひっぱると、グィ〜〜〜ンとまるで本当にエンジンがかかったような音が出るのが本格的。彼は嬉しさのあまり、日が暮れてもずーっとカタカタ鳴らしながら庭を走り回っていました。


お約束のカラフルケーキも。中身はチョコレートケーキで美味しくいただきました。

この日は雨が多かった4月には珍しい快晴で、気温は25度くらいまで上がりました。この日が今年初バーベキューという友達もちらほら。夏がとっても待ち遠しいな!