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2015年5月20日水曜日

イーグルクリークトレイル


ポートランドから東に1時間あまりドライブしハイウェイを降りてすぐという好アクセスのため、ポートランド近郊のベストハイキングスポットの上位にランクインするのがこちら、イーグルクリークトレイル。月曜日だったにもかかわらず、さすがパーキングはほぼ一杯でした。

新緑が五月晴れの太陽に輝き、野花が咲き乱れ、鳥のさえずりと小川のせせらぎが終始響き渡り、もはやパラダイス。鳥も蛇も花もハエまで鮮やかな青だったのは驚きました。
足やくちばしまで青味がかったステラーズ・ジェイという鳥が、駐車した車の周りを人懐っこく歩き回ってました。


夏に来たら川遊びしてる人たちで溢れるんだろうな〜。透明度が高く、グリーン!



こんな絶壁で密かに読書をする女性。どこから入ったのだろう。こんな秘密を一つもあったらいいですね。


往復4時間でトレイル最終地点のトンネル滝までは行けませんでしたが、片道30分ほどでパンチボール滝、その後も滝や橋をいくつか通りました。地図かこちらからダウンロードできるので、プリントして持っていくと便利かも。
http://www.oregonhikers.org/field_guide/Tunnel_Falls_Hike

2015年2月17日火曜日

絶景、滝の公園ハイキング

秋から翌年の夏まで長〜い雨季のポートランド。雨の続く日が多いほど、晴れた時の空と緑はため息が出るほど美しい。そのせいか、仕方がないからなのか、ポートランドで雨降りが続いても文句を言う人は少ない。ザーザー降りの日に、今日もいい天気だね〜とあいさつするのがポートランダーなのです。





束の間の晴天の日に休みが合い、Silver Falls State Parkに行ってきました。
片道一時間半のドライブで日帰りハイキングできる滝の公園という存在をなぜ数日前まで知らなかったのか不思議でならないほどの絶景!
4時間かけて10キロ近くのハイキング中、裏側に回って見れる4つの大滝と小さい滝が幾つかあります。連日の雨で水量が増し、太鼓とカミナリの轟が連続して打ち下ろされるような音音音!ゴーーーーーーととてつもない迫力。ハイキング中終始マイナスイオンのミストを浴びて、真っ青な空の下はコケ、コケ、シダ、スギ、コケのどこを見渡しても緑の世界、水滴が太陽でキラキラしてとってもきれい。今までの中でトップ3に入るトレイルでしたね。

ポートランドで滝といえば、東に一時間のドライブで観光できるオレゴン一長いMaltonomah Fallsが有名なのですが、もしハイキング好きの友達が日本から遊びに来たら、ぜひSilver Fallの方に連れて行きたいと思いました。でもその前にきっと近い内また、行ってしまう気がします。笑 









2015年1月4日日曜日

東海岸でクリスマス



夫の両親が住むマサチューセッツ州の南部へ、結婚してから始めてクリスマス休暇に行って来ました。ジョン万次郎がアメリカ上陸して学校教育を受けたフェアヘブンという街から車で10分ほどの、港町です。

家の中に天井に届きそうな大きなツリー。ぎっしり吊り下がったオーナメントは、彼の両親が新婚時代に作ったものや旅先のお土産、夫と妹が子供の頃作ったものだったりで思い出の飾りでいっぱいなのがなんともステキ。そしてツリーの下には大小たくさんのプレゼント。プレゼントは25日の朝まで開けてはいけません。

アメリカでクリスマスをお祝いする人たちは、25日がやはり本番。家族でごちそうを囲むのは25日の夜です。ではクリスマスイブにする何か伝統的なことは?と気になっていた質問をしてみると、ニューイングランドと呼ばれるこの地域ではシーフードを食べること、とかえってきました。実際24日の午前中に食材の買い出しに行ったのですが、近所のフィッシュマーケットは長い列。牡蠣や蛤を手に入れて、オーブン焼きにしたりスープにして頂きました。

25日は妹夫婦を含め家族6人集まり、ストッキング(大きな靴下)に詰められたお菓子や小物から開け、その後にツリーの下のプレゼント。わんこがさっそくもらったばかりの縫いぐるみをズタズタに笑



義理母と作ったナッツホーンクッキー。どこの家でも、毎年必ず作るクッキーレシピがあるもの。中にクルミのフィリングが入っています。



ポップオーバーという、バターたっぷりで背の高いパフパフのパン。激ウマ。




25日のディナー。ポップオーバー、10kg近い塊肉をローストしたビーフ、アスパラガス、フローズンフルーツサラダ、ワイルドライス。


週末の27日に30人もの親親戚一同集まってのパーティ。凝ったものを作る時間がなかったので簡単に出来て楽しんでもらえるもの…で作ったのが、マッシュポテトが土台でブロッコリーとにんじんとプチトマトで飾り付けた食べられるクリスマスツリー。誰も見たことがなくて、大ウケ!


到着してからずっと雨続きの日々でしたが、25日からスッキリ晴れ、26日に家族で近場のビーチにお散歩。スッキリ快晴!



一週間とてものんびりした休暇を過ごし、年越し前にポートランドへ。こちらも都合よく晴れの日が続き、元旦は木漏れ日がキレイな近所を散歩しました。








2014年12月2日火曜日

雪ハイキング

ヘッジホッグという冬がシーズンのキノコが採れないかなぁと期待してマウントフッドに向かうと、麓からうっすらと雪に覆われ、高度が増すにつれ積雪量は増えるばかり。

ポートランド中心部から車で40分ほど走るとこの風景。マウントフッドはオレゴン富士とも言われるけど、陰影がくっきりしててっぺんが尖ったシャープな図は、やっぱり違う。




夏以外はひと月に数回しか晴れの日がないノースウエストの気候で、完璧な晴天に見舞われた昨日、降ったばかりのサラサラ雪道のトレイル。

車道からトレイルにかけての道の両脇に立ち並ぶ木々が、まるでホンモノのクリスマスツリー!と、チープな表現だけどそう思うしかなかった。でもほんとうに美しい、真っ白と真っ青と深緑。



たまにオレゴン杉のてっぺん辺りに吹き荒れる風が、粉雪を舞い散らせる。


積もった雪からひょっこり顔を出してるキノコたち。見つけたキノコはこれだけ。完全に凍結。




完全防水のハイキングシューズじゃなかったから少し浸水してしまった。服装は万全だった上に雪の湿度のおかげで、氷点下のハイキングもあったかく感じた。
雪のハイキング、また行きたいな。










2014年8月28日木曜日

西海岸の不思議な生物



先週アストリアからワシントン州のウエストポート〜オーシャンショアへ海岸旅行してきました。

この写真はオーシャンショアで撮ったもの。ウエストポートでもたくさんのこのクラゲのような生き物が砂浜に打ち上げられていました。
透明な体で底面は濃紺のグラデーション。帰ってきてからこの生物についての最近の記事を見つけました。生物学的にはクラゲではないようで、一般的に"by-the-wind-salors"、正式にはvelella-velellaという名前だそうです。
それにしても、名前の通りヨットみたいでなんだかかわいくてとってもステキ!泳いでるところも見てみたいですね。


2014年7月11日金曜日

オレゴン富士、マウントフッド


ティリアム湖からの写真。
左右に広がる広い裾野、昔の移民が日本の富士山を想ってオレゴン富士と名付けたのでしょうか。
麓をハイキングしましたが雪があちこちに残っていました。せせらぎの雪解け水が美味しかったなー。

2014年4月30日水曜日

オレゴンの温泉

ポートランドから車で3時間、ユージンから東に1時間ほどのところにある、Cougar Hotspringsに行ってきました。
Cougar貯水池の畔のパーキングに車を止め、苔に覆われしっとりとした森の中を10分ほどハイキングすると、池の向こう側に4つの段々になった温泉が現れました。

この池の右側を散策すると…
森の中に岩岩に囲まれた温泉が出現。
真ん中の洞窟からお湯がたゆまなく流れています

一番上が40度くらいでお風呂ごとに1.2度下がっていきます


基本的にアメリカの公共温泉は水着着用、なのでプールの如く混浴です。
ここは100年以上の歴史があり、ヌーディストやヒッピーやリベラルな人たちにClothing Optional、水着着用ご自由にというルールが守り抜かれていて、着てる人着てない人様々。

使用料は$6でその日限りなら何時間でも何度でも入れるというのは悪くないし、土曜日の昼前にもかかわらず運良く混んでいなかったのでゆったりできたのは何より。

脱衣所は半オープンで屋根がついてる簡易な作りで男女共有。ビーサンなんかがあると脱衣所からお風呂まで冷たく濡れた岩の上を歩くのに便利かも。清潔度は可もなく不可もなく。

無色透明で(写真が水色なのは水のせいか苔のせいか)うっすらとした硫黄臭、2時間もいたせいか全身肌がしっとりして、翌日までしっとり感が残っていたのは日本の温泉を含めても今までなかなかなかったような。

Airbnbで見つけたキャビンに2泊して、週末の2泊3日旅行としてはカンペキでした。





2014年2月16日日曜日

フロリダへ

家族旅行でフロリダ州のキーウェストへ行ってきました。
ポートランドの空港から直行便がないので、行きはヒューストンとフロリダ中部の空港で2度乗り換え、帰りはシカゴで1度乗り換えでそれぞれたどり着くまで丸1日。北アメリカをぐるっと一周しました。ちなみに時差は3時間。

2月でも平均最高気温が25度、海で泳げる気候です。しかしながら2度目だったこともありサザンモストポイントや7マイルブリッジで記念撮影なんてことはせず、
たまにビーチや外食に出かける他は一週間貸別荘で読書/プール/夜はみんなでゲームやオリンピック観戦と、旦那の両親・妹夫婦の6人で何気ない家族団欒を過ごすというのがこの上ない贅沢なバケーションでした。

ポートランドに帰って来たら2人でものすごい安心感。フロリダは休暇には素晴らしいけど住むのはやっぱりポートランドだな〜と。







2013年11月27日水曜日

アストリア一泊旅行

先週末、アストリアへ行ってきました。
アストリアはポートランドから車で北西に2時間、ワシントン州をすぐ目の前に控えオレゴン州の端っこに位置します。200年ほど前にアメリカ東部からやってきた開拓者に発見され、西海岸では一番歴史の古い街。もっとも入植地としてのことですが。映画ではグーニーズのロケ地として有名で、グーニーズハウスなんかも一般公開されています。
アストリアについて:
http://portland.junglecity.com/enjoy/shorttrip/astoria.htm

というのが基本情報で、ここまで出向いたのも一番の目的はFort Stevens State Park/フォート・スティーブンス州立公園でのキノコ狩り&レクチャーを受けるため!

オレゴンは雨が多くじめじめした気候がキノコの生育に適しています。とは言うものの、スーパーでしいたけ・しめじ・まいたけなんかは常に見かけるけど価格が日本の3倍以上。それなら家で育てる〜?とりあえずキノコ狩り行く〜?キノコは見極めが難しいからガイドブック片手より誰かプロについて行った方がいいよね〜?で探してようやく見つけたのが家から2時間の州立公園でした。

ハイシーズンは終わりかけなんですが、この公園では春先までキノコ狩りができるとのこと。そして集合場所に着いて驚いたのは、

 

まつたけがデカイ!しかも白い!
ピークは先週までの二週間だったそうですが、まだまだ採れるとのこと。

テーブルの上にあるキノコはレクチャーしてくれるレンジャーがすべて朝採ったもの。この中から美味しく食べられるもの、毒はないけどスライミーで美味しくないもの、毒性のあるもの、まつたけと類似している他のキノコの見分け方など、参考にできる本も紹介してくれたりでかなり勉強になりました。こちらはハンディタイプのお勧めされたガイドブック。

このあとレンジャーと一緒にトレイルに出て実際にキノコ狩り。レンジャーはみんなが見つけたキノコの見極めをしてくれます。みんな宝探しのように真剣でした笑


まつたけはそもそも松の木の根元の土に埋まっているものなので、基本的に素人が見つけるのは難しいといわれていますが、なんといってもこの公園で生育されてるのは巨大な白まつたけで、カサが開けば土の表面に出てきます。プロキノコハンターの眼を持つレンジャーが数個白まつたけを発見した後、わたしも見つけてしまいました!家に帰ってから撮った写真です。どどん!


 カサが完全に開いているけど茎がしっかりしていて香りは間違いなくまつたけ。
新鮮な内に半分ほどホイル焼きにしていただき、残りは冷凍しました。サンクスギビングにまつたけご飯でもこしらえようかと。


さて話は戻り、キノコ狩りのあとは車で20分、アストリアのホテルに向かいました。予約したホテル、外見はアンティークと言うよりはかなり古びていて凄いとこ来ちゃったなと思ってしまいましたが、1階はカフェ併設でロビーが何ともオシャレ!


部屋はとても清潔だったし、どおりでYelpの評価はよかったわけです。
アストリアはビンテージ・アンティークショップが多く、お店を回るだけで時間がすぐに経ってしまいました。得にオススメなのは、Vintage HardwareとPhog Bounders Antique Mall。詳細はYelpが分りやすいです。
Vintage Hardware
Vintage Hardware
Phog Bounders Antique Mall

Phog Bounders Antique Mall


Phog Bounders Antique Mall






夜はBaked Alaskaで軽く夕食、その後Wet Dog Cafe(Astoria Brewery)とFort Gorge Breweryをハシゴ。ブリュワリーは数件あるし、ダウンタウンの中心に泊まったのでこじんまりしたアストリアでは徒歩で飲み歩けるのはうれしいもの。最後酔い覚ましに(?)頼んだワサビジンジャーエールが一番印象的でした!

Fort Gorge Brewery

翌日観光した写真をいくつか。

clement'sのメキシカンホットチョコレート。朝食はここで

通りすがったアスパラガス料理専門のレストラン
丘の上にそびえるビクトリアン様式のFrevel邸。室内見学できます

ウィラメット川の向こうは、ワシントン州

アメリカ最長のアストリア-メグラー橋。全長7km近い
観光トロリー。1ドルで乗れるのはとてもお得

かつて缶詰生産で栄えた街

ビンテージストアで細々と買い物し、Josephson's Smokehouseでお土産にスモークサーモンを買いだめて、小さい街なのにまだまだ居れると名残り惜しいながらもランチの後にポートランドへ向かいました。シーフード好き、アンティーク好き、そしてキノコ好きな方には最高の街ですね!