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2014年7月17日木曜日

ポートランドで梅酒を作りたかったけど、

梅が手に入らなく、灯台下暗しというか庭にプルーンの木があって熟す前の青い実がたわわに成っていることに気づき、プルーンで果実酒を作ることにしました。作った後に友達から6月のほんの2週間ほど青梅が宇和島屋に出回ってると知りましたが、1パウンド$10近いらしくて超高価ですね!

プルーンはBrooks Plumという種類で、味は熟すと青い皮で縦長です。干してプルーンとして知れ渡ってる種類ですね。そのまま食べても甘くてジューシーでとっても美味しいです。


手の届かないところまでいっぱいなっているプルーン。

調べてみると、青梅の梅酒は梅が硬いくらい青い、若い梅の方が渋みなく長く漬けるにはいいそうです。あと青プラムは一番梅酒に近い味になるらしい。プラムもプルーンも同じものですね。
梅酒作りに欠かせないのがホワイトリカー。しかしこちらでは手に入らないので代わりになるのはウォッカ!35度以上のお酒ならなんでもいいのですが、一番無味に近く果実の風味を損なわない代用はウォッカだそうです。


レシピ
プルーン 1kg、ウォッカ 1.75L、氷砂糖 1パウンド/454g。

綺麗に洗って水気を拭いたプルーンを消毒した5L容器にこんな感じで氷砂糖と層になるように入れ、ウォッカを注いだら冷暗所に保管。



梅酒は基本的に出来上がりに1年もかかるそうなので、数週間で出来るプルーンシロップも作りました。


プルーンと氷砂糖は同量で。家に1Lの容器しかなかったので500gずつで仕込みました。氷砂糖は入り切らなかったので残りは溶けてかさが減ったら継ぎ足すつもり。

味のほど、報告します!




紫蘇ジュース作り

庭で赤紫蘇と青紫蘇を一株ずつ育てていてまだ葉っぱが育ち盛りなところなのですが、紫蘇ジュースが飲みたくて待ちきれず、先週両方の葉っぱをミックスして紫蘇ジュースを作りました。
レシピを調べてみると、少ない分量のレシピでも葉っぱの量が350g。庭の紫蘇は量るとたったの50gでしたが、原液400gくらいにはなりました。
しかし友達の家に持って行ったらあっという間になくなってしまい笑、んーどうしてもまた作りたい!
そこで思い立ったのが、以前アジアンスーパーのFubonで売ってるのを見かけた、表が緑で裏が紫の紫蘇みたいな葉っぱ。ハーブのコーナーにモリモリ積んであるのがとても気になっていました。
おとといスーパーの近くまで行ったので購入!味見してみると、確かに紫蘇に近い。ベトナム料理に使われる紫蘇なんですね。それに1束59セントととってもお手頃です。オーガニックではないですが紫蘇は農薬なんて使わなくても雑草みたいに育つだろうし、少量なら煮出してもまあ気にしないと、とりあえず3束買ってみました。家に帰ってから葉っぱだけ摘み取って計量すると、およそ100g。お試しにはこれくらいでいいかなと。

このように片面緑、片面紫。

煮出すと赤い色素が抽出されて葉っぱは緑に。

レシピは、
紫蘇100g、水800g、蜂蜜130g・砂糖40g、レモン汁1個分。
蜂蜜は100gのつもりだったのに容器を傾けたらドバッと出てしまい、、結構甘めの出来上がりだったので砂糖分これより少なめでいいと思います。
沸騰した湯に洗った紫蘇をドバッと入れ15分、紫蘇を取り出し砂糖分とレモン汁を入れて煮詰めたら出来上がり。

冷ました原液を水で割って飲んでみると…前回作った赤紫蘇青紫蘇ミックスの紫蘇ジュースとあまり変わらない仕上がりでした!
ヨシ、庭の紫蘇がもっと育つまではこのベトナム紫蘇で代用だな〜。



2013年12月11日水曜日

Homemade Granola



グラノーラが作りたくて複数のレシピを見比べ試行錯誤、完成系に近づいたので公開。
英語のレシピを参考にしたのと、クックパッドではなかなかゴロンとしてオーソドックスなのはなかったので自信作!

基本材料はヘルシーなオートミール、食感ザクザクのナッツ類、酸味のバランスで手が止まらなくなる決め手のドライフルーツ、こんがりローストして色味を良くするオイル、グラノーラをゴロッとまとめてくれて焼いた後のカラメルがなんとも香ばしいシロップ類。これらを混ぜてオーブンで焼くだけなので、すっごく簡単。うちでは朝食よりもスナックですね。

焼く前


オーブンに入れてから50分後、完ぺきなこんがりブラウン!


底に流れて固まったハチミツがカラメル化!

レシピを見比べると、オーブンでの焼く温度が極端に違うんですねー。225F/110Cから325F/170Cって…。最初225Fのレシピで焼いたら50分経っても焼き目がつかなかったので325Fに上げたら、焦げました。。特にドライフルーツは焦げやすいので注意。焼いてる途中で加えるメソッドもあります。

メープルシロップを使っているレシピが一般的なのですが、高いのと、旅行先で買ったハチミツがたくさんあるのでハチミツで代用、全く問題ナシ!

何度か作って自分の好みの分量を極められるといいと思います。以下は参考までに。


〈Big Cluster Honey Granola〉
*カップは日本サイズで表記

・オートミール 2カップ
・アーモンド 1カップ  ざっくりとスライスしておく
・くるみ 1/3カップ  ざっくりとスライスしておく
・サンフラワーシード 1/3カップ
・ココナッツ 1/2カップ
・キノア 1/2カップ  ホワイトとレッド両方あればミックス
・チアシード 大さじ2
・ドライクランベリー 1/2カップ
・シナモンパウダー 小さじ2
○オリーブオイル 大さじ2
○ハチミツ 120g

あとはパンプキンシードやレーズンやカシューナッツとかお好みで☆


  1. オーブンを110℃にセットする。
  2. ・の材料をボールに入れてよく混ぜる。
  3. ○を加えてよく混ぜる。
  4. 天板にクッキングシートを敷いて、3をまんべんなく広げる。
  5. オーブンに入れて焼く。
  6. 香ばしい香りが漂ってきたら(40分後)、オーブンを170℃に上げて5分、表面がきつね色になったら取り出す。
  7. クーラーの上に乗せ、完全に冷めるまで待つ。

この間にまだ全体的にしっとりしているので触るのは厳禁、水分が飛んでハチミツが完全に固まったらスプーンなどで割りほぐします。

密閉容器で1週間持ちますが、数日以内にはなくなることでしょう♪


2013年11月19日火曜日

Chicken Saltimbocca

週に一度は会う友達夫婦の家でディナーを頂いてきました。
その数日前の夜、夫婦とも用事があり1歳半の男の子をわたしと旦那で子守したお礼ということで。ジューシーな鶏胸肉とセージの香り、包んだプロシュートがまた味わいがあってあまりに美味しかったので記録しておく。


ホームパーティなんかで何を用意しても美味しい料理上手なキャシーが一緒にキッチンで手伝いながら、彼女の旦那のデイブが作ってくれたのがsaltimbocca/ソルティンブーカという不思議な名前の料理。

家に帰ってから調べると、語源はイタリア語でヨーロッパの一部で料理されるそう。デイブがイタリア系なのでなるほどなメニュー。

カタカナではヒットせず、英語のウィキだと:
http://en.wikipedia.org/wiki/Saltimbocca

写真が色々なスタイルのが出てくるのだけど、要は鶏肉にセージとプロシュートを巻いてソースをかけていただくのが基本らしい。

ネットで拾ったデイブが作ってくれたのに一番近い写真(写真撮らなかったから)。セージはやっぱりみじん切りにした方が食べやすいかなー。





<デイブ作 ほっぺたが落ちそうになったソルティンブーカーレシピ>

•4人分
鶏胸肉 2枚
小麦粉 適量
セージの葉(ホール) 5・6枚くらいかな
ガーリック 2・3片
プロシュート 4枚
白ワイン(残り物か安いものでよい) 適量
レモンの絞り汁 適量
パセリ 適量

材料はかなりシンプル。

2枚くらいに薄くスライスした鶏胸肉に小麦粉をまぶし、
みじん切りにしたセージの葉とガーリックを片面にのせプロシュートで包み、
フライパンでプロシュートがこんがりするまで焼いてソースをかけて頂く。
ソースは、肉汁の残ってるフライパンに白ワイン、レモンジュース、みじん切りにしたパセリを加えて煮詰めたもの。塩胡椒で味を整えて。

デイブ曰く、ガーリックはみじん切りにして少し時間を置いた方が、栄養が引き出されるらしい。

上の写真の元ブログ。参考に。
http://www.fortheloveofcooking.net/2011/01/lemony-chicken-saltimbocca.html


2013年11月1日金曜日

ピェンロー鍋 Nappa Cabbage Soup

English is below.

ピェンロー鍋の存在を今まで知らなかったことに深く反省。
白菜トロトロ、食べれば食べるほどスープがどんどん美味しくなるミラクル!

http://oisiso.com/pyen_ro.html


ちなみにこのレシピの分量はかなり大食いの2人分かと。白菜1個、豚バラ500g?!
標準の分量なら4人前で白菜1個、豚バラ300g、鶏胸肉200gくらいで充分かと。

アメリカのスーパーやお肉屋さんには日本のようにスライスされた豚バラなんぞありません。アジアンスーパーも近所でないと、ブロックの肉を買って自分でスライスするしかないです。

豚バラは pork bellyに当たるそう。わたしが行ったスーパーはそれさえ在庫がなかったので、ブッチャーのおにーさんにshoulder を勧められてそれで代用。でもやっぱりもう少し脂肪分が多い方がピェンローには良かったかな。

肉の部位を英語で、参考:
http://www.junglecity.com/enjoy/food_english/meat.htm

あと、干し椎茸と白菜だけではどうもと思い、leekも少し入れてみたらgoodでした。

今度作るとき、ベジブロスのストックがあったらさらに味が奥深くなりそう。

土鍋なんて洒落たものは我が家にはないかわりに、ルクルーゼ26cmがどんな煮込み料理にも大活躍してくれます。結婚祝いに旦那の妹夫婦から頂いたんだけど、一生重宝する。


このレシピには具体的な分量が書いていないので、わたしが作ったのを記録。

〈4人前〉

豚肉                 0.6lbs
鶏胸肉             0.4lbs
白菜                 小 1個半 / 2lbsくらい (日本の白菜はバカデカイが、こちらのはかなりかわいらしいサイズ)
干し椎茸         10枚  1Lくらいの水で半日かけて戻す
昆布                 4x15cmくらい (貴重なのでケチってます)
リーク             1本
胡麻油             オタマ2杯分
春雨                 2人前

仕上げに塩、七味、ゆず七味、ゆずポン酢。


レシピのサイトの下の方にあるけど、どうしてかピェンロー食べた後にのどが乾きすぎる!






--- English ---

Nappa Cabbage Soup

You have eaten nappa cabbage only for kimchi?? That's a pity. Simmered the white part of cabbage is melted into the dried shiitake broth and then mixed with the meat flavor. 
This savory soup, cooking is very simple, and warm you up (actually I sweated a lot;;) as a autumn / winter meal, just like chicken soup. The soup is beautiful gold.
I hope you can find these all ingredients at the nearest Asian grocery, but if not, substitute ( ) for them.


4 servings:

10 dried shiitake (vegetable stock or button mushrooms)
1 piese dried combu, additional
2lbs nappa cabbage,  white bottom: chopped finely, green leaves:  sliced into 1/4 inch
0.4 lbs chicken breast, diced into 1 1/2 inch
0.6 lbs pork belly (or shoulder), sliced as thinner as you can,  like bacon
2 ladles sesame oil
2 oz vermicelli/green bean starch noodle (steamed rice)



In a large pot, soak dried shiitake in the 1 quart of water. Leaving a couple hours is preferred, but if not time, soak them in the warm water until soften. If you desire or have dried combu home, add some one hour before shiitake is ready.

While shiitake is soaked, cut the nappa cabbage. When the shiitake broth is ready, add the white part of cabbage into the broth, cover, the heat to medium-low, simmer for 20 minutes. 

When the cabbage is melted and getting transparent, add all meat and cover with the rest cabbage on it. Additionally, sliced leak would be more flavor.

After a while, add one ladle of sesame oil and simmer still medium-low, more 20 minutes. Make sure not to boil, otherwise the soup will be cloudy. It will be shiny gold!

When everything looks tender, add vermicelli and simmer for 3-5 minutes. 

Before serving, garnished with another ladle of sesame oil. You may add sesame oil less than one ladle, and adjust some more if you desire.


Yes, it's done! No salt or pepper are seasoned while cooking. Salt, shichimi-toukarashi (or cayenne pepper), ponzu, or ground sesame? Prepare any seasoning as you like on the dinning table but not too much, do not disturb the taste, umami.

Usually Japanese would like to finish some steamed rice or ramen noodle after enjoying the soup. In the nappa cabbage soup, add some rice, cooking sake/rice wine (white wine or dry sherry) and some beaten eggs, and covered with lid. Simmer it low heat for a 2-3 minutes. Are you already full? Agree, I and my husband are too full to do it.

I referred this recipe. It's all Japanese language but pictures will help you. 
http://oisiso.com/pyen_ro.html




2013年9月27日金曜日

ベジ系料理本

外国に住むことで直面する問題の一つ、毎日の食生活。

アメリカの、しかもポートランドは寿司屋や日本食レストランが多いし、日本(アジア)食材を扱うスーパーも何件かあるので、それほど不自由しない。でも不自由に思うかどうかって、自分がどこまで受け入れるかだよねー。

我が家の旦那は日本に住んだことはないけど元々何でも食べられる方なのと日本食も納豆以外は大概OK、しかも食材にはわたしより気を遣ってるところもあって基本スーパーはオーガニック・ローカル系を利用し、野菜多めで肉少々な割合はわたしにバッチリ。よって日頃の夕飯はわたしがクックパッド(様々!)見て作る和食/アジアンが中心でいいのは、本当に助かる。

それでも大好きなきのこ類は高いし、スーパーにある野菜は日本のものとは品揃えが違うので、あるもので何とかするしかないよね。


昨日旦那の本棚から引っ張り出した、3冊のベジタリアン料理本。新発見がいっぱいあって、とっても面白い!

写真 4.JPG

一番左のはThe Vegetarian Epicure Book Two by Anna Thomas、なんと初版が1950年代 で、ベジタリアンと言っても卵・乳製品を使うので食材は肉以外といったところなので使いやすそう。イタリアンやインド料理が多い。試したいレシピがちらほら。

真ん中のはVegan with a Vengeance by Isa Chandra Moskowitz。vengeanceというのは仇討ちとか復讐と言った意味で変なタイトルなんだけど、著者はNY育ちのユダヤ系アメリカン、ビーガンの料理番組とかやってたらしい。全体的に粉ものとフルーツの糖分が多い印象。レシピの手順にナンバリングがされてなくて完全に文章なのでレシピとしては読みにくく、エッセイと思ったほうが面白い。

右手はThe Modern Vegetarian Kitchen by Peter Berley、これはかなり斬新だけど興味深い。タイトルはベジタリアンだけど内容はビーガンだと思う。昆布や醤油、みりんを多用しているので受け入れやすそう。でもみそ汁のレシピにレモンジュースとか刻んだパセリのトッピングとか、和洋折衷はありえないって人には無理かもしれないけど、マンネリ化した自分の料理に一工夫入れたい、ましてや旦那がアメリカ人ならアメリカ人シェフが書いた日本食材を使ったレシピなら口に合うってことなんじゃ、と思った方がいい。
日本語のレシピを見て足りない日本食材を補うことを考えるより、この本を参考にしてこっちで手に入る食材で料理する方が利にかなってるってこともあるし。

醤油やだしは使えるけどいまいちハーブ・スパイスがよく分からないわたしには、ちょうどいい本が見つかったかなーと思いました。


アメリカの一般的な家庭料理本については、また今度!