2014年9月25日木曜日

渡り鳥ショー

毎年9月になると、Swiftといって何千もの鳥が小学校の煙突に吸い込まれるように入っていく様子が見学できます。

Vauxという遠目ではツバメのような鳥で、通年は8000羽以上、今年は記録的な夏の暑さのせいか少なめで6400羽といわれていますが、いろいろな方向から集まってきた鳥たちが群れをなし、それがどんどん大きくなって最終的に煙突に飛び込んで行く、圧倒されるようなショーでした。水族館で見るイワシの大群みたいな感じですね。鳥の大群が煙突に近づくと、たまに鷲が現れて脅す様子が観客みんなで盛り上がる瞬間で、なんとも面白い。

場所が小学校なので家族連れが多く、子供達はみんなダンボールを持ち寄って丘の斜面をスライダー。大人たちは食べ物飲み物持ち寄って団欒の、大勢でピクニック気分なのも楽しい、夏の終わりを告げるイベントです。



2014年9月13日土曜日

東京でポートランドのビアフェス

Portland Brewers Oktoberfestが中目黒のバーで開催されるそうです。
ポートランドのクラフトビール4店舗が参加。IPAを中心にバリエーションあるセレクションじゃないでしょうか。
日本での海外ビールのビアフェスというと東ヨーロッパ系が多い気がするので、アメリカのビールがどう反響するか楽しみですね。

それにしてもかわいいポスター。富士山とマウントフッドが乾杯してるのかな〜。

2014年9月7日日曜日

自家製ビール持ち寄りパーティ

ポートランドは小都市ながらマイクロブルワリー(小規模ビール醸造所)/ブルーパブ数が全米でもトップレベルに多いのですが、家で趣味として自家製ビールを作る人たちもたくさんいます。
日本の法律はかなり厳しく家庭でアルコールを起こすことは現実的には違法で、梅酒を作るにもレシピには発酵しないように注意書きされるほどですね。

オレゴン州の自家製醸造酒の法律によると制限はこのようになっています。
・2人以上の家庭は年間200ガロン(757リットル)を超えてはならない(1人暮らしの場合は100ガロン以下)
・アルコール度数14%以上を超えてはならない

アメリカは州によって法律が異なるので詳しくはこちら

200ガロンというととてつもない数字ですがわかりやすく言うと、大抵一度に作るビールの量は5ガロン。毎週一回ビール作りをするとしたら12ヶ月で240ガロン。おっ、超えてしまった笑。でもビール作りってほぼ一日掛かりの作業なので、そうそう毎週作る人はいないと思います。頻繁な人で毎月一回か二回くらいなもの。なので妥当な量ですね。

アルコール度数で言うと、13%以下になるのは基本的にビール、果実酒(アップルサイダーなど)、ワインまでが合法的に家で作れますよってことですね。


さて、うちでは旦那がビールを作るのですが、いつも材料を手に入れるお店、ホームブリューエクスチェンジで品評会がありました。年に何回か開催され、昨日は3回目の参加。法律に沿ってチャージは取れないので参加費は無料。王道な種類からクリエイティブなビール、様々なアルコール飲料、そしてビールの親戚にもなり得る発酵食品やチーズなど菌類食品までたくさんの人たちが持ち寄りシェアしました。

およそ20種類くらいのアルコール飲料。テイスティングカップで片っ端から試飲






印象的だったのは、チェリーポーター(味わいよし)、マンゴービール(超フルーティ)、ブロンドコーヒースタウト(スタウトなのに透明でゴールドな仕上がり)、ピノノワールワイン、ムーンシャインという度数50%以上の蒸留酒、カルーア、バーリィワイン(大麦酒)、お店に隣接したところで作っているコンブチャ(紅茶キノコ)。

食べ物は自家製チーズ、ピクルス、ジャム、キムチ、わたしが持ち寄ったのはスペントグレイン(ビールを作った後の残りカスモルト)入りのクッキーと残ったビールイーストをリユーズしたパン。
写真下の赤いキムチ、紫キャベツや紫人参、ケールなどで作られていて辛味がマイルドに広がってとっても美味しく、作った方に聞くとハバネロ・ハラペーニョ・タイチリ入りだそうでしかも種まで入っているのに(種の辛さは特に危険)、作ってから5日ほど日が経ち発酵によって尖った辛味が落ち着いたんじゃないかとのことでした。わたしもキムチを作りますが白菜とコリアンホットペッパーで王道キムチしか知らなかったので目からウロコ!
写真には写っていませんが、お店のお客さんでもあるプレッツェルやさんがなんと20?もの顔のサイズほどもある熱々なプレッツェルを差し入れてくれたのですが、モチモチで塩っ気がいい塩梅であっという間にケースは空っぽ。ファーマーズマーケット中心店舗を出しているそうです。

お酒はどれも美味しく頂いて、たくさんの人と話して、軽く夕飯を食べてから行ったにもかかわらずいろいろつまみ食いが止まらなくて笑、とっても楽しいひとときでした。




2014年8月28日木曜日

西海岸の不思議な生物



先週アストリアからワシントン州のウエストポート〜オーシャンショアへ海岸旅行してきました。

この写真はオーシャンショアで撮ったもの。ウエストポートでもたくさんのこのクラゲのような生き物が砂浜に打ち上げられていました。
透明な体で底面は濃紺のグラデーション。帰ってきてからこの生物についての最近の記事を見つけました。生物学的にはクラゲではないようで、一般的に"by-the-wind-salors"、正式にはvelella-velellaという名前だそうです。
それにしても、名前の通りヨットみたいでなんだかかわいくてとってもステキ!泳いでるところも見てみたいですね。


2014年8月22日金曜日

ソープボックスダービー

ソープボックスとは本来はユースのオートレースで、風の抵抗を避けるためにとてもフラットでコンパクトな車体なのですが、大人が手作りのレースカーで競い合うイベントがポートランドで毎年開催されています。

今年8月16日のレースの模様。Mt. Tabor/テイバー山という小山の公園にて、観客は芝生にブランケットを敷いてピクニックと変わらぬ雰囲気です。




50’60’の装いで集う人たち



クラッシュした車体① スターゲイトのスペースシップ仕様

クラッシュした車体② 怪我のなかったことを祈る






2014年8月16日土曜日

世界ヒゲ選手権

ポートランドといえばヒゲ、ヒゲといえばポートランドというくらい?!、ヒゲもじゃの男性が街に溢れています。ちなみに英語でヒゲはmustache/beard。前者は口ヒゲ(例えばダリ)、後者は顎ヒゲ(例えばサンタクロース)といったニュアンスですね。

そのポートランドで、毎年10月に世界規模のヒゲコンテストが開催されてるそう! http://www.worldbeardchampionships.com

2014年7月26日土曜日

外に洗濯物を干すということ


アメリカに来てから洗濯物を外に干すということをすっかり頭から抜けていた。

一般的に外に干さない習慣の違いと、夏以外は曇りか雨なことで洗濯機を回した後は隣の乾燥機に衣類を放り込むことは自動的になっていた。でもカラッカラに乾燥して強い太陽が続く夏くらい、外で干そう、と。旦那曰く日本で一般的な洗濯ハンガーはこっちにはないよー/見ないよーとのことで、リール状になってヒモを使わない時引っ込めておける便利なモノを買ってみた。木の洗濯バサミで一つ一つ干して行く作業、日本のベランダで干すのとは大違いだ。

日差しが気持ちぃ〜って、こうやって日に日に焼けてしまうのだけどね笑