2013年12月22日日曜日

レストランレビュー: Broder Nord



1ヶ月ほど前にオープンしたばかりのレストランでブランチしてきました。スカンジナビアン/北欧系で、SEにあるBroderの二号店に当たります。

Breakfast board


Smaked trout hash


アメリカのブランチといえば、大皿に卵とベーコンとポテトとパンなんかがどーんとのってて半分は食べきれなくてお持ち帰り、ってところですが、この小皿に色とりどりな盛り付け!見た目も味も大満足!

レストランサイト、Eaterのレビュー。廃材やアンティークを北欧らしい重厚感でミックスしたおしゃれな店内の写真が見れます。

人気のショッピングエリア、ミシシッピストリートから歩ける距離に位置し、工業地帯の中近所にカワイイ雑貨屋さんが幾つかあるので、ぜひ帰りに寄ってみては。

予算2人で$30〜くらい。シート待ち覚悟で。


Broder Nord

2013年12月18日水曜日

レストランレビュー: Chez Machin

Hawthroneにあるフレンチレストランで、クレープのメニューがたくさん。
ポートランドはブランチできるところがそこらじゅうにありますが大抵大盛り、こちらはちょうどお腹が膨れるサイズなので週末のランチによく利用します。
予算は2人で$30〜。クレープ以外のサンドイッチやディナーメニューもとっても美味しそうなので、夜にも行きたいところ。



Chez Machin

レストランレビュー: Por Que No?

ポートランドで超人気のタコス/メキシカンレストラン。
場所は2店舗とも人気ショッピングエリアに位置し、どちらもいつ通りかかっても長蛇の列。回転は早いので、並ぶの嫌いなわたしたちでも我慢できる長さ。
そこらじゅうにある他のメキシカンレストランのタコスに比べて割高で小さめなのにもかかわらずこれだけ人気なのには、一度味わえばまた戻って来たくなる要素が味にも空間にも現れているからでしょうか。

訪れた際はぜひホームメイドサングリアとサルサチップスを。わたしは必ずカラマリ(イカ)タコスを頂きます。
予算2人で$20-30〜、小腹が空いた時やランチに。15時からのHappy Hourを狙って14:50くらいから並ぶとベスト。



Por Que No?

レストランレビュー: Le Bouchon

ダウンタウンの喧騒から少し離れた場所に位置する、こぢんまりしたフレンチレストラン。
極上のブイヤベースを頂きました。
ウェイター・ウェイトレスはとてもフレンドリーで料理の知識もよく心得ていてさらに満足。
2人で予算$60-80〜、たまには美味しい外食を、という時に。



Le Bouchon

2013年12月11日水曜日

Homemade Granola



グラノーラが作りたくて複数のレシピを見比べ試行錯誤、完成系に近づいたので公開。
英語のレシピを参考にしたのと、クックパッドではなかなかゴロンとしてオーソドックスなのはなかったので自信作!

基本材料はヘルシーなオートミール、食感ザクザクのナッツ類、酸味のバランスで手が止まらなくなる決め手のドライフルーツ、こんがりローストして色味を良くするオイル、グラノーラをゴロッとまとめてくれて焼いた後のカラメルがなんとも香ばしいシロップ類。これらを混ぜてオーブンで焼くだけなので、すっごく簡単。うちでは朝食よりもスナックですね。

焼く前


オーブンに入れてから50分後、完ぺきなこんがりブラウン!


底に流れて固まったハチミツがカラメル化!

レシピを見比べると、オーブンでの焼く温度が極端に違うんですねー。225F/110Cから325F/170Cって…。最初225Fのレシピで焼いたら50分経っても焼き目がつかなかったので325Fに上げたら、焦げました。。特にドライフルーツは焦げやすいので注意。焼いてる途中で加えるメソッドもあります。

メープルシロップを使っているレシピが一般的なのですが、高いのと、旅行先で買ったハチミツがたくさんあるのでハチミツで代用、全く問題ナシ!

何度か作って自分の好みの分量を極められるといいと思います。以下は参考までに。


〈Big Cluster Honey Granola〉
*カップは日本サイズで表記

・オートミール 2カップ
・アーモンド 1カップ  ざっくりとスライスしておく
・くるみ 1/3カップ  ざっくりとスライスしておく
・サンフラワーシード 1/3カップ
・ココナッツ 1/2カップ
・キノア 1/2カップ  ホワイトとレッド両方あればミックス
・チアシード 大さじ2
・ドライクランベリー 1/2カップ
・シナモンパウダー 小さじ2
○オリーブオイル 大さじ2
○ハチミツ 120g

あとはパンプキンシードやレーズンやカシューナッツとかお好みで☆


  1. オーブンを110℃にセットする。
  2. ・の材料をボールに入れてよく混ぜる。
  3. ○を加えてよく混ぜる。
  4. 天板にクッキングシートを敷いて、3をまんべんなく広げる。
  5. オーブンに入れて焼く。
  6. 香ばしい香りが漂ってきたら(40分後)、オーブンを170℃に上げて5分、表面がきつね色になったら取り出す。
  7. クーラーの上に乗せ、完全に冷めるまで待つ。

この間にまだ全体的にしっとりしているので触るのは厳禁、水分が飛んでハチミツが完全に固まったらスプーンなどで割りほぐします。

密閉容器で1週間持ちますが、数日以内にはなくなることでしょう♪


2013年12月10日火曜日

Anticon、サンタパーティ

クリスマスは子供だけが主役じゃない。

Santaconというサンタの格好をして集うお祭りが世界中の都市で開催されるのですが、
わたしの住むNorth Portlandの地区では毎年anticon(アンタイコン)といってサンタとバナナが群れるパーティがあります。

なぜバナナ?アンチなだけで意味はないと思う…。みんないかにバッドサンタに振舞えるかがテーマ、かな。

写真にはノースリーブのおねーさんたちもいますが、この日の気温マイナス5度くらい。先週から全米中南部や北西部で記録更新の寒波に見舞われるも、かなりのサンタとバナナの数。わたしが前に行った2年前よりバナナ数が増えてたような。バーの中はポートランドではかつて見たことないほどの人混み。



 




















2013年12月7日土曜日

自転車乗りのためのゲストハウス


サイクリストに優しいゲストハウスがポートランドに誕生。
自転車を室内に置けてメンテナンスもできる。ダウンタウンからチャリで自転車優先道路に乗って10分、ウィリアムスという通りでポートランドの北部を繋ぐ、自転車にとってはメインロード。
すぐ近所に超人気レストランも自転車がぶら下がってるBike Barももちろん自転車屋もあるし人気のミシシッピ通りもアルバータ通りも近くて観光する拠点には最高の立地。

http://www.oregonlive.com/hg/index.ssf/2013/12/sleeping_in_portland_bike_hote.htmlnew


ポートランドの自転車工場の記事も。
http://blog.bepal.net/outdoornews/newproduct/no-news.html

2013年11月30日土曜日

サンクスギビングパーティ

毎年恒例、帰省しない組が15人くらいうちに集まってのサンクスギビングパーティ。

サンクスギビングデイは基本はクリスマスと同様に家族イベントで、食事を囲んで楽しい時を過ごすというもの。毎年11月4週目の木曜日と決まっているので、この日から4連休を取る人が多くアメリカ中の空港で規制ラッシュが起きます。ウィキるとなかなか興味深い起源が記述されてます。
日本語英語

サンクスギビングデイのメインディッシュと言えば、ターキー(七面鳥)の丸焼き。ターキーってちょっとくせがあってわたしは普段好んで食べる方ではないし、大人数のパーティとなると10kg近いでっかいのを仕込んだりするので、準備も調理も大変だし残りものを何日も食べ続けるのはアメリカ人全体的にも飽き飽きしつつある現状はあるものの、なんだかんだ多くの人たちがターキー焼くのは伝統であるしこれがないと食卓が締まらないってのはあるんでしょうね。

今年はドミニカ系アメリカンの友達がヒスパニックな味付けで6kg越えのターキーを担当してくれました。前日からクーラーボックスに入れて塩水とハーブに漬けて、当日11時にうちに来てオーブンへ。

1時間アルミホイルをかけて焼き、外してさらに1時間半後。

ドミニカ共和国やラテンアメリカのサンクスギビングパーティに必須らしい、empanada/エンパナーダ。生地から作って、中身は牛挽肉にレーズンとヘーゼルナッツを混ぜてクミンなどハーブで味付け。手が止まらなくなる美味しさ!(でもこれから料理がどんどん来るので幾つも食べられない)

ターキーメインなので恐らく反抗心の現れかと思われるポーク入りチキンスープ。美味しいからオッケー。

デーツ(ナツメヤシ)のベーコン巻き。アメリカ人はベーコンと甘いの(メープルシロップとか)を合わせるのが好きですね。

 先週取ってきた白まつたけと冷凍保存しておいたチビまつたけでまつたけご飯。ターキーと合うし好評頂きました!

ケールとフェタチーズを薄い生地で包んで焼いたもの。超サクサク!

デビルズエッグ。パーティ食の代表。

ターキーを切り分けるまでが担当者の役割。

19時回ったのでみんな待ちきれない顔。

お皿を持って並ぶ人々。

時計周りに、クランベリーソース、ターキーとグレービーソース、ポテトグラタン、ロースト芽キャベツのクリームソース仕上げ、まつたけご飯、わたしの自家製キムチ、豆もやしナムル。なんでもありです。

ゴルゴンゾーラとりんごとヘーゼルナッツのパイ。あり得ない組み合わせとおもってしまうより、意外に美味しい!

最後にホットチョコレートとホイップクリーム。ホイップクリームに少しウィスキーを香り付けするなんて、大人ってなんてずるいんでしょ。

最後にバッドサンタを上映して終焉。そう、サンクスギビングの翌日からアメリカ人はクリスマスモードです。


2013年11月27日水曜日

アストリア一泊旅行

先週末、アストリアへ行ってきました。
アストリアはポートランドから車で北西に2時間、ワシントン州をすぐ目の前に控えオレゴン州の端っこに位置します。200年ほど前にアメリカ東部からやってきた開拓者に発見され、西海岸では一番歴史の古い街。もっとも入植地としてのことですが。映画ではグーニーズのロケ地として有名で、グーニーズハウスなんかも一般公開されています。
アストリアについて:
http://portland.junglecity.com/enjoy/shorttrip/astoria.htm

というのが基本情報で、ここまで出向いたのも一番の目的はFort Stevens State Park/フォート・スティーブンス州立公園でのキノコ狩り&レクチャーを受けるため!

オレゴンは雨が多くじめじめした気候がキノコの生育に適しています。とは言うものの、スーパーでしいたけ・しめじ・まいたけなんかは常に見かけるけど価格が日本の3倍以上。それなら家で育てる〜?とりあえずキノコ狩り行く〜?キノコは見極めが難しいからガイドブック片手より誰かプロについて行った方がいいよね〜?で探してようやく見つけたのが家から2時間の州立公園でした。

ハイシーズンは終わりかけなんですが、この公園では春先までキノコ狩りができるとのこと。そして集合場所に着いて驚いたのは、

 

まつたけがデカイ!しかも白い!
ピークは先週までの二週間だったそうですが、まだまだ採れるとのこと。

テーブルの上にあるキノコはレクチャーしてくれるレンジャーがすべて朝採ったもの。この中から美味しく食べられるもの、毒はないけどスライミーで美味しくないもの、毒性のあるもの、まつたけと類似している他のキノコの見分け方など、参考にできる本も紹介してくれたりでかなり勉強になりました。こちらはハンディタイプのお勧めされたガイドブック。

このあとレンジャーと一緒にトレイルに出て実際にキノコ狩り。レンジャーはみんなが見つけたキノコの見極めをしてくれます。みんな宝探しのように真剣でした笑


まつたけはそもそも松の木の根元の土に埋まっているものなので、基本的に素人が見つけるのは難しいといわれていますが、なんといってもこの公園で生育されてるのは巨大な白まつたけで、カサが開けば土の表面に出てきます。プロキノコハンターの眼を持つレンジャーが数個白まつたけを発見した後、わたしも見つけてしまいました!家に帰ってから撮った写真です。どどん!


 カサが完全に開いているけど茎がしっかりしていて香りは間違いなくまつたけ。
新鮮な内に半分ほどホイル焼きにしていただき、残りは冷凍しました。サンクスギビングにまつたけご飯でもこしらえようかと。


さて話は戻り、キノコ狩りのあとは車で20分、アストリアのホテルに向かいました。予約したホテル、外見はアンティークと言うよりはかなり古びていて凄いとこ来ちゃったなと思ってしまいましたが、1階はカフェ併設でロビーが何ともオシャレ!


部屋はとても清潔だったし、どおりでYelpの評価はよかったわけです。
アストリアはビンテージ・アンティークショップが多く、お店を回るだけで時間がすぐに経ってしまいました。得にオススメなのは、Vintage HardwareとPhog Bounders Antique Mall。詳細はYelpが分りやすいです。
Vintage Hardware
Vintage Hardware
Phog Bounders Antique Mall

Phog Bounders Antique Mall


Phog Bounders Antique Mall






夜はBaked Alaskaで軽く夕食、その後Wet Dog Cafe(Astoria Brewery)とFort Gorge Breweryをハシゴ。ブリュワリーは数件あるし、ダウンタウンの中心に泊まったのでこじんまりしたアストリアでは徒歩で飲み歩けるのはうれしいもの。最後酔い覚ましに(?)頼んだワサビジンジャーエールが一番印象的でした!

Fort Gorge Brewery

翌日観光した写真をいくつか。

clement'sのメキシカンホットチョコレート。朝食はここで

通りすがったアスパラガス料理専門のレストラン
丘の上にそびえるビクトリアン様式のFrevel邸。室内見学できます

ウィラメット川の向こうは、ワシントン州

アメリカ最長のアストリア-メグラー橋。全長7km近い
観光トロリー。1ドルで乗れるのはとてもお得

かつて缶詰生産で栄えた街

ビンテージストアで細々と買い物し、Josephson's Smokehouseでお土産にスモークサーモンを買いだめて、小さい街なのにまだまだ居れると名残り惜しいながらもランチの後にポートランドへ向かいました。シーフード好き、アンティーク好き、そしてキノコ好きな方には最高の街ですね!