結婚式に何を着ていくか。これは男性も女性も、日本であってもアメリカであっても悩みどころだと思います。
昨日参加した、夫の元同僚の結婚式。場所はアルバータストリートの真ん中にあるボールルーム(宴会場)で、形式はカジュアル以上フォーマル未満といったところで100人ほど大勢のゲストでした。周りのゲストの服装は、
女性・・・冬という季節柄か、ダークな色のカクテルドレスやワンピースが主。流行色なのか鮮やかなブルーグリーンのドレスの人たちが3人はいたかも、濃いめのパープル、赤、ネイビー、黒が主流で、白系でまとめた人もいました。パンツスタイルの方も。ドレスの上からカーディガンやジャケットを羽織ってる人たちがほとんどでした。日本ではナシですが、やはり冬なのでロングブーツの人も何人かいましたね。全体的に個性があってあまり細かいところは気にしないと思ったのは、普段の私生活からも感じるところですね〜。
アクセサリーはボリュームのあるネックレスやピアスで飾ってる人が多かったです。日本ではパールを身に付けるのが一般的なのでわたしは迷いなくパールのピアスをしていきましたが、他にパールの人はほとんど見かけず、無地のドレスにアクセサリーで遊んでると見受けられる女性が多かったです。
男性・・・やはりスーツが基本。ノーネクタイ率の方がネクタイありの人より高かった印象。シャツもチェックや色物・柄物でカジュアル感を出してる人がほとんどでした。靴はきっちり革靴で、でもカラフルなボーダーのソックスで外してたりするのがオシャレ。でも新婦はスーツに黒のスニーカー。アメリカは新婦の足元は白いヒールにこだわることはなくテーマカラーに合わせた差し色だったりウェディングドレスにTomsのスニーカーを合わせたりもするので、靴の自由度も幅広し。
一般常識を調べてみると、日本と同様にアメリカもゲストの白着用は花嫁とかぶるので基本的に厳禁なのは共通している点。黒も葬式を思わせてしまうので一般的にはNGですが、実際今まで参加したアメリカの結婚式で黒を着てる人は結構いました。喪服っぽくなければ、新郎新婦を引き立たせるという意味でありなのではないかと思います。また、ブライズメイドが何色を着るか知ってる場合、かぶらない色を着ていくことも大事。
結婚式に招待されたものの何を着たらいいかどうしてもわからなかったら、式を挙げる本人達に聞くのがやっぱりベスト。今回の招待状にしろ、アメリカにいるとあまり詳細をいちいち説明されないな〜と思うことが多々あるのですが、常識を踏まえた上での自己判断でってことなんだと思ってます。
お祝いのギフトについて。
アメリカでは日本のようにお祝儀がないのは言うまでもなく、レストラン婚にチャージがかかることもありません。結婚式代は式を挙げるカップル達もしくはその両親が持つもので、ゲストから現金を徴収するのはアメリカ的にはむしろ無作法。なので手ぶらではと思うなら、何かお祝いの品を包んでいけばきっと喜ばれるはず。ラッピングを華やかにして、ウェディングカードも忘れずに。カップルによっては事前に欲しいものリストをアナウンスして、ゲストがそこから選んでプレゼントするという場合もあります。さすが合理的なアメリカ!
日本ほど縁起を担いでこれはNGといったものはないようですが、友達の式だったら現金やギフトサーティフィケイトよりも、記念になるモノの方が思い出に残っていいでしょうね。