2013年11月7日木曜日

東京でポートランドローストのコーヒーが飲めるところ

ポートランド生まれのコーヒーショップといえばStumptown。

東京にStumptownのロースト豆を取り扱うお店を見つけました。


スターバックスはシアトルが拠点でポートランドにも至る所に支店があるのだけど、
個人経営のカフェもとっても多く、知る人ぞ知るカフェの街。わたしはコーヒーがほとんど飲めないので全くこの分野は掘り下げられないのですが、通っていた学校の近くにあってカフェオレもチャイも香りが高くてとっても美味しいかったのがここ。とっても小さなお店なんだけど、店員さんがみんなとっても気さく。

http://www.spellacaffe.com/index.shtml

2013年11月6日水曜日

6人乗り自転車盗難

ローカル紙に盗難自転車の記事。 

子ども6人いて車なくて自転車を足にしてるってさすがポートランド的。

http://www.oregonlive.com/commuting/index.ssf/2013/11/bicycling_portland_mom_emily_f.html

2013年11月1日金曜日

ピェンロー鍋 Nappa Cabbage Soup

English is below.

ピェンロー鍋の存在を今まで知らなかったことに深く反省。
白菜トロトロ、食べれば食べるほどスープがどんどん美味しくなるミラクル!

http://oisiso.com/pyen_ro.html


ちなみにこのレシピの分量はかなり大食いの2人分かと。白菜1個、豚バラ500g?!
標準の分量なら4人前で白菜1個、豚バラ300g、鶏胸肉200gくらいで充分かと。

アメリカのスーパーやお肉屋さんには日本のようにスライスされた豚バラなんぞありません。アジアンスーパーも近所でないと、ブロックの肉を買って自分でスライスするしかないです。

豚バラは pork bellyに当たるそう。わたしが行ったスーパーはそれさえ在庫がなかったので、ブッチャーのおにーさんにshoulder を勧められてそれで代用。でもやっぱりもう少し脂肪分が多い方がピェンローには良かったかな。

肉の部位を英語で、参考:
http://www.junglecity.com/enjoy/food_english/meat.htm

あと、干し椎茸と白菜だけではどうもと思い、leekも少し入れてみたらgoodでした。

今度作るとき、ベジブロスのストックがあったらさらに味が奥深くなりそう。

土鍋なんて洒落たものは我が家にはないかわりに、ルクルーゼ26cmがどんな煮込み料理にも大活躍してくれます。結婚祝いに旦那の妹夫婦から頂いたんだけど、一生重宝する。


このレシピには具体的な分量が書いていないので、わたしが作ったのを記録。

〈4人前〉

豚肉                 0.6lbs
鶏胸肉             0.4lbs
白菜                 小 1個半 / 2lbsくらい (日本の白菜はバカデカイが、こちらのはかなりかわいらしいサイズ)
干し椎茸         10枚  1Lくらいの水で半日かけて戻す
昆布                 4x15cmくらい (貴重なのでケチってます)
リーク             1本
胡麻油             オタマ2杯分
春雨                 2人前

仕上げに塩、七味、ゆず七味、ゆずポン酢。


レシピのサイトの下の方にあるけど、どうしてかピェンロー食べた後にのどが乾きすぎる!






--- English ---

Nappa Cabbage Soup

You have eaten nappa cabbage only for kimchi?? That's a pity. Simmered the white part of cabbage is melted into the dried shiitake broth and then mixed with the meat flavor. 
This savory soup, cooking is very simple, and warm you up (actually I sweated a lot;;) as a autumn / winter meal, just like chicken soup. The soup is beautiful gold.
I hope you can find these all ingredients at the nearest Asian grocery, but if not, substitute ( ) for them.


4 servings:

10 dried shiitake (vegetable stock or button mushrooms)
1 piese dried combu, additional
2lbs nappa cabbage,  white bottom: chopped finely, green leaves:  sliced into 1/4 inch
0.4 lbs chicken breast, diced into 1 1/2 inch
0.6 lbs pork belly (or shoulder), sliced as thinner as you can,  like bacon
2 ladles sesame oil
2 oz vermicelli/green bean starch noodle (steamed rice)



In a large pot, soak dried shiitake in the 1 quart of water. Leaving a couple hours is preferred, but if not time, soak them in the warm water until soften. If you desire or have dried combu home, add some one hour before shiitake is ready.

While shiitake is soaked, cut the nappa cabbage. When the shiitake broth is ready, add the white part of cabbage into the broth, cover, the heat to medium-low, simmer for 20 minutes. 

When the cabbage is melted and getting transparent, add all meat and cover with the rest cabbage on it. Additionally, sliced leak would be more flavor.

After a while, add one ladle of sesame oil and simmer still medium-low, more 20 minutes. Make sure not to boil, otherwise the soup will be cloudy. It will be shiny gold!

When everything looks tender, add vermicelli and simmer for 3-5 minutes. 

Before serving, garnished with another ladle of sesame oil. You may add sesame oil less than one ladle, and adjust some more if you desire.


Yes, it's done! No salt or pepper are seasoned while cooking. Salt, shichimi-toukarashi (or cayenne pepper), ponzu, or ground sesame? Prepare any seasoning as you like on the dinning table but not too much, do not disturb the taste, umami.

Usually Japanese would like to finish some steamed rice or ramen noodle after enjoying the soup. In the nappa cabbage soup, add some rice, cooking sake/rice wine (white wine or dry sherry) and some beaten eggs, and covered with lid. Simmer it low heat for a 2-3 minutes. Are you already full? Agree, I and my husband are too full to do it.

I referred this recipe. It's all Japanese language but pictures will help you. 
http://oisiso.com/pyen_ro.html




2013年10月22日火曜日

ポートランドローカルニュースより

ポートランドをサスティナブル(持続可能で未来に向けた環境活動)な都市の一つとしてNHKのクルーが取材に来て、放映は来年の1月24日だそう(遠)。

他にも日本から取材だったり視察兼ねての旅行だったりの話を聞くことが増え、ポートランドがどんどん注目されてきてるのを感じます!
http://www.oregonlive.com/portland/index.ssf/2013/10/japanese_documentary_to_highli.html

2013年9月27日金曜日

ベジ系料理本

外国に住むことで直面する問題の一つ、毎日の食生活。

アメリカの、しかもポートランドは寿司屋や日本食レストランが多いし、日本(アジア)食材を扱うスーパーも何件かあるので、それほど不自由しない。でも不自由に思うかどうかって、自分がどこまで受け入れるかだよねー。

我が家の旦那は日本に住んだことはないけど元々何でも食べられる方なのと日本食も納豆以外は大概OK、しかも食材にはわたしより気を遣ってるところもあって基本スーパーはオーガニック・ローカル系を利用し、野菜多めで肉少々な割合はわたしにバッチリ。よって日頃の夕飯はわたしがクックパッド(様々!)見て作る和食/アジアンが中心でいいのは、本当に助かる。

それでも大好きなきのこ類は高いし、スーパーにある野菜は日本のものとは品揃えが違うので、あるもので何とかするしかないよね。


昨日旦那の本棚から引っ張り出した、3冊のベジタリアン料理本。新発見がいっぱいあって、とっても面白い!

写真 4.JPG

一番左のはThe Vegetarian Epicure Book Two by Anna Thomas、なんと初版が1950年代 で、ベジタリアンと言っても卵・乳製品を使うので食材は肉以外といったところなので使いやすそう。イタリアンやインド料理が多い。試したいレシピがちらほら。

真ん中のはVegan with a Vengeance by Isa Chandra Moskowitz。vengeanceというのは仇討ちとか復讐と言った意味で変なタイトルなんだけど、著者はNY育ちのユダヤ系アメリカン、ビーガンの料理番組とかやってたらしい。全体的に粉ものとフルーツの糖分が多い印象。レシピの手順にナンバリングがされてなくて完全に文章なのでレシピとしては読みにくく、エッセイと思ったほうが面白い。

右手はThe Modern Vegetarian Kitchen by Peter Berley、これはかなり斬新だけど興味深い。タイトルはベジタリアンだけど内容はビーガンだと思う。昆布や醤油、みりんを多用しているので受け入れやすそう。でもみそ汁のレシピにレモンジュースとか刻んだパセリのトッピングとか、和洋折衷はありえないって人には無理かもしれないけど、マンネリ化した自分の料理に一工夫入れたい、ましてや旦那がアメリカ人ならアメリカ人シェフが書いた日本食材を使ったレシピなら口に合うってことなんじゃ、と思った方がいい。
日本語のレシピを見て足りない日本食材を補うことを考えるより、この本を参考にしてこっちで手に入る食材で料理する方が利にかなってるってこともあるし。

醤油やだしは使えるけどいまいちハーブ・スパイスがよく分からないわたしには、ちょうどいい本が見つかったかなーと思いました。


アメリカの一般的な家庭料理本については、また今度!


朝は冷え込みます。。

まだ9月末ですが、昨日くらいから朝方の気温が10度(50F)に…。1週間前は最高気温が30度くらいになった日もあったのに、今週からは20度以下です。

庭のトマトがやっと豊作(遅い)になった途端、初霜かな、、どう見ても寒さで凍える色になってしまったトマトたち。

今朝からヒートテックとニットの靴下着用です。さっきエアコンの設定を暖房にして、つけちゃった!

これだけどんよりだけど、これから晴れるらしい。ほんとかな。。



先週、とても暖かくて天気のよかった日に、グラフィティアーティストの友達が参加したウォールペイント(mural)を見てきた。N Alberta & 21stです。

写真 1.JPG 


よく見ると煙突?の部分がkになってるのだなー。Keep your chin up!

きょうはこのAlberta StreetでのLast Thursday、月一でフリマとストリートパフォーマーのお祭りです。
http://www.lastthursdayonalberta.com/

2013年9月25日水曜日

9ヶ月ぶりにポートランドに戻り思うこと

ちょっと出かけるだけでこんなに気分が良くなる街はない。

自転車、中古で買ったロードバイクで繰り出す。家々がカラフルで作りがみんな違うしフロントポーチに咲く花に見惚れたり木漏れ日が綺麗だなーとママチャリ並みのスピードでゆっくり走る。ここはアメリカだけど映画やテレビドラマで見受けられるアメリカの風景とは違う。ダウンタウンを離れれば同じ形をした集合住宅が少なく、家はそれぞれ個性を持っていて庭のデザインまで全部違うから植わっている花や木々もいろいろで目を楽しませてくれる。

信号のない交差点では歩行者・自転車が最優先なのでほとんどの車が止まってくれる。20分も走ればリスを1匹は見かけるし。

全米でトップを争う自転車の街、ポートランド。4時をすぎるとダウンタウン近辺では自転車通勤の人々が自転車専用レーンを連なるし、ホームパーティーをすれば半数以上が自転車で現れるということも。

バスに乗れば運転手はとても陽気にHallo!!と挨拶するし、降車するのに車内を張り巡らされてるワイヤーを引っ張るんだけどなかなか反応せずもがいてると顔面タトゥーのパンクなにいちゃんが笑顔で助けてくれたり。

タトゥーといえば行きつけのスーパー(New Seasons)の店員は半数も、おばちゃんでさえ見える位置に絵が入ってるが、新鮮な地元の食材を取り揃えみんな生き生きと働いている。

街中で服屋さんだけでなく通行人にもあなたのカーディガンとっても素敵!その靴どこで買ったの?そのジャケット好きよ!と褒められる。すれ違い様に肩が触れたら笑顔でExcuse me!だ。郵便局でペンが1本もないな〜とつぶやくと前に並んでいた女の子が快く貸してくれるってこともあったな。みんな気持ちに余裕があるってこと。

アジア人の割合が少ない街だが、不快な他人の目線を感じることは全くない。他人に手を貸す/干渉しないことのバランスがとても自然に取れていると思うのは、多様な民族と文化の国で生まれ育ってるから身についているのだと思う。(もちろん住む地域や人によって差別的な行動をする人も存在するわけだけど)


もしポートランドを訪れる人がいたら、ダウンタウン散策だけでなくぜひ自転車、もし雨ならバスを乗り継いで市内を見て回ってほしいなー。
わたしが会う人会う人に言ってるのが、観光に適した街ではなく住むのに適した街だから、数泊滞在する人にもぜひ人々の生活に紛れ込んで欲しいんだよね!