2015年1月8日木曜日
2015年1月4日日曜日
東海岸でクリスマス
夫の両親が住むマサチューセッツ州の南部へ、結婚してから始めてクリスマス休暇に行って来ました。ジョン万次郎がアメリカ上陸して学校教育を受けたフェアヘブンという街から車で10分ほどの、港町です。
家の中に天井に届きそうな大きなツリー。ぎっしり吊り下がったオーナメントは、彼の両親が新婚時代に作ったものや旅先のお土産、夫と妹が子供の頃作ったものだったりで思い出の飾りでいっぱいなのがなんともステキ。そしてツリーの下には大小たくさんのプレゼント。プレゼントは25日の朝まで開けてはいけません。
アメリカでクリスマスをお祝いする人たちは、25日がやはり本番。家族でごちそうを囲むのは25日の夜です。ではクリスマスイブにする何か伝統的なことは?と気になっていた質問をしてみると、ニューイングランドと呼ばれるこの地域ではシーフードを食べること、とかえってきました。実際24日の午前中に食材の買い出しに行ったのですが、近所のフィッシュマーケットは長い列。牡蠣や蛤を手に入れて、オーブン焼きにしたりスープにして頂きました。
25日は妹夫婦を含め家族6人集まり、ストッキング(大きな靴下)に詰められたお菓子や小物から開け、その後にツリーの下のプレゼント。わんこがさっそくもらったばかりの縫いぐるみをズタズタに笑
義理母と作ったナッツホーンクッキー。どこの家でも、毎年必ず作るクッキーレシピがあるもの。中にクルミのフィリングが入っています。
ポップオーバーという、バターたっぷりで背の高いパフパフのパン。激ウマ。
週末の27日に30人もの親親戚一同集まってのパーティ。凝ったものを作る時間がなかったので簡単に出来て楽しんでもらえるもの…で作ったのが、マッシュポテトが土台でブロッコリーとにんじんとプチトマトで飾り付けた食べられるクリスマスツリー。誰も見たことがなくて、大ウケ!
到着してからずっと雨続きの日々でしたが、25日からスッキリ晴れ、26日に家族で近場のビーチにお散歩。スッキリ快晴!
2014年12月20日土曜日
近所のクリスマスイルミネーション
ビクトリアン・ベレという普段結婚式なんかが催されるお屋敷で、この時期毎年クリスマスイルミネーションイベントがあり行ってきました。
3階建ての各部屋に一つずつあるツリー
さかさまのツリー!
子供部屋
3階への階段
このツリーは回転式!
アメリカのクリスマスライトはとにかくカラフルで派手。日本はクリスマス=恋人たちのためという印象も強いのでロマンチックなイルミネーションが多いですが、アメリカは子供たちが楽しめるようにカラフルなライトと、スノーマンやサンタなどキャラクターのバルーンが点々としてるのがおおきな違いですね。
2014年12月16日火曜日
ポートランド最大級クラフト展
ポートランドといえばクラフトといっても過言でないくらい、近年メイドインポートランドのクラフト作家がどんどん増えて、街には新しいクラフトショップが激増しています。
ほとんどの作家は自宅で作品を作り、ポートランドのお店に委託したり、Etsyなどのオンラインショップで売っているよう。そんな作家たちが集結したクラフトフェア、クラフティワンダーランドに行ってきました。クラフティワンダーランドとは、元々その名前でダウンタウンに店舗を構えるクラフトショップ。このフェアの場所はコンベンションセンターといってポートランド中心部に位置し、オレゴン州で一番大きい展示場。それだけで行く前から期待大。入場料が無料なのも嬉しい。
オレゴン州中心に西海岸で制作するアーティスト達の、300近いベンダー数。12月半ばのクリスマスギフト購入客をターゲットにした時期のため、たくさんのお客さん達でごった返していました。
一番多いと感じたのは、ジュエリーのブース。真鍮やシルバーといった手頃な価格帯の金属と、原石に近い自然な形の天然石を組み合わせたのが今年流のよう。
イラスト作品も多く、動物が描かれた温かみのある色彩が主流。どこでも見かけたのがブルドッグの絵!笑 ネット画像でも最近よく見かけるので、これも今年のトレンドかと。
セラミックや木工のアーティストも、ほとんどが自然からインスパイアされた作品が中心なのが、とってもポートランドらしいところ。
ホットソースやトフィー屋さんなど食品のブースもちらほら。中でもキャラメル・トフィーのお店を出していた女性が7月に参加した保存食交換会で会った方で、バター&スモークアーモンドトフィーを試食したら絶品だったので、クリスマスギフトにお買い上げ。彼女と話していたら、その会に参加していた他の2人もブース出してるわよとのこと。さすがポートランド、クリエイター率高い!
ほんわりした色彩と世界観の絵に釘付けになって顔を見上げたら、そのブース内にいたのが友達だったなんてことも。APAKという名前で、夫婦で活動されてるのがなんともステキ。
毎年年末に買っているカレンダーの作家も出店していて、好きなアーティストに直接会って話ができたのも嬉しかったこと。
子供たちが出展しているコーナーも設けられていたのがさすが。
ビーワックスでチャームを作って売っていた男の子は、制作時間によって値段が違う旨をしっかり説明してくれたこと、自作の魔法の杖をガラスケースにディスプレイして売っていた子は、一つ一つペイントや飾りの違いを教えてくれ、子供たちのプレゼン力にひしひしと感心しました。
自分の仕事につなげる市場調査とクリスマスギフト獲得も兼ね、ゆっくり3周くらいしてたらあっという間に4時間近く経っていました。笑
ほとんどの作家は自宅で作品を作り、ポートランドのお店に委託したり、Etsyなどのオンラインショップで売っているよう。そんな作家たちが集結したクラフトフェア、クラフティワンダーランドに行ってきました。クラフティワンダーランドとは、元々その名前でダウンタウンに店舗を構えるクラフトショップ。このフェアの場所はコンベンションセンターといってポートランド中心部に位置し、オレゴン州で一番大きい展示場。それだけで行く前から期待大。入場料が無料なのも嬉しい。
オレゴン州中心に西海岸で制作するアーティスト達の、300近いベンダー数。12月半ばのクリスマスギフト購入客をターゲットにした時期のため、たくさんのお客さん達でごった返していました。
一番多いと感じたのは、ジュエリーのブース。真鍮やシルバーといった手頃な価格帯の金属と、原石に近い自然な形の天然石を組み合わせたのが今年流のよう。
イラスト作品も多く、動物が描かれた温かみのある色彩が主流。どこでも見かけたのがブルドッグの絵!笑 ネット画像でも最近よく見かけるので、これも今年のトレンドかと。
セラミックや木工のアーティストも、ほとんどが自然からインスパイアされた作品が中心なのが、とってもポートランドらしいところ。
ホットソースやトフィー屋さんなど食品のブースもちらほら。中でもキャラメル・トフィーのお店を出していた女性が7月に参加した保存食交換会で会った方で、バター&スモークアーモンドトフィーを試食したら絶品だったので、クリスマスギフトにお買い上げ。彼女と話していたら、その会に参加していた他の2人もブース出してるわよとのこと。さすがポートランド、クリエイター率高い!
ほんわりした色彩と世界観の絵に釘付けになって顔を見上げたら、そのブース内にいたのが友達だったなんてことも。APAKという名前で、夫婦で活動されてるのがなんともステキ。
毎年年末に買っているカレンダーの作家も出店していて、好きなアーティストに直接会って話ができたのも嬉しかったこと。
子供たちが出展しているコーナーも設けられていたのがさすが。
ビーワックスでチャームを作って売っていた男の子は、制作時間によって値段が違う旨をしっかり説明してくれたこと、自作の魔法の杖をガラスケースにディスプレイして売っていた子は、一つ一つペイントや飾りの違いを教えてくれ、子供たちのプレゼン力にひしひしと感心しました。
自分の仕事につなげる市場調査とクリスマスギフト獲得も兼ね、ゆっくり3周くらいしてたらあっという間に4時間近く経っていました。笑
2014年12月12日金曜日
巨大ガラクタ倉庫
グッドウィルといって全米に展開する、ドネーションされた中古品を販売する最大手の会社で、障害者の雇用を積極的に請け負っていたりします。ポートランド内にもあちこちにグッドウィルの支店があり、服から食器から家具からあらゆる掘り出し物に出会って、生活にはかなり役立っているところ。
ポートランダーからThe Binsと呼ばれている、グッドウィルのアウトレットがポートランドの南部、ミルウォーキーエリアにあります。ここは大型スーパー並みのサイズで、グッドウィルの支店から売れ残った品物を回収し、激安の量り売り。だだっ広い倉庫内に延々と連なるbins(大きなコンテナ)、それを囲んで漁る人々。初めて行くと、異様な光景に圧倒されます。異様さだけでなく、汚れたシーツや下着、片方だけの靴、パーツが揃ってない電子機器、取っ手のない鍋ブタ… こんなもの誰が要るの??と思ってしまうガラクタが勢ぞろいのありさま。
家族が多く生活がかかっていたり、バーコードを読み取ってるプロだったり殺気立っている人たちも多くとても気軽に写真が撮れる気がしなかったので、写真はネットから拾いました。
1パウンド=$1.59から、例えば前回行った時はインド製の新品の毛糸の靴下とリメイクに使う枕カバーがたいした重量じゃなかったのでなんと1ドル以下笑。過去にはクリスマスライトを手に入れて、現在も問題なく使ってます。
ハロウィン前はコスチューム探しで一年のうち一番混雑する時期なので、レジは長蛇の列。先日は知り合いのミュージシャンに出くわしたので、実験音楽的なプロジェクトをやっている人たちにも、掘り出し物探しに良さそう。
誰かにとってガラクタでも他の誰かの宝物、と思っているので、わたしは近くに寄った際は必ず寄っています。
ポートランダーからThe Binsと呼ばれている、グッドウィルのアウトレットがポートランドの南部、ミルウォーキーエリアにあります。ここは大型スーパー並みのサイズで、グッドウィルの支店から売れ残った品物を回収し、激安の量り売り。だだっ広い倉庫内に延々と連なるbins(大きなコンテナ)、それを囲んで漁る人々。初めて行くと、異様な光景に圧倒されます。異様さだけでなく、汚れたシーツや下着、片方だけの靴、パーツが揃ってない電子機器、取っ手のない鍋ブタ… こんなもの誰が要るの??と思ってしまうガラクタが勢ぞろいのありさま。
家族が多く生活がかかっていたり、バーコードを読み取ってるプロだったり殺気立っている人たちも多くとても気軽に写真が撮れる気がしなかったので、写真はネットから拾いました。
1パウンド=$1.59から、例えば前回行った時はインド製の新品の毛糸の靴下とリメイクに使う枕カバーがたいした重量じゃなかったのでなんと1ドル以下笑。過去にはクリスマスライトを手に入れて、現在も問題なく使ってます。
ハロウィン前はコスチューム探しで一年のうち一番混雑する時期なので、レジは長蛇の列。先日は知り合いのミュージシャンに出くわしたので、実験音楽的なプロジェクトをやっている人たちにも、掘り出し物探しに良さそう。
誰かにとってガラクタでも他の誰かの宝物、と思っているので、わたしは近くに寄った際は必ず寄っています。
2014年12月7日日曜日
ピーコックレーン
サンクスギビングが終わると、街は一気にクリスマスモード。サンクスギビングデーからの連休中にクリスマスの飾り付けを済ます家庭は多く、街角の空き地でツリーを売る光景に出くわします(ちなみにオレゴン州はアメリカ国内のクリスマスツリー生産量一位)。
日が暮れてからの帰宅路にあちこちでイルミネーションが増え、華やかなこと!
そんな家々のイルミネーションがピーコック通りの近所同士で競うように盛り上がり、観客が集まりだして一般公開されるようになったのがピーコックレーン。今年は12月15日から31日までの公開です。
古いですが2010年と2011年の写真。毎年ライトの数が増えて飾り付けがバージョンアップしてるので、今年はもっともっと派手になってると予想。
この周辺、道路が激混みになるので、バスや車で付近まで行って、数ブロック歩くのがベスト。バスも渋滞にはまって帰りに何十分も寒い中待つハメになるので(経験済み)、近くの停留所は避けること。
この時期、オフィスビルのライトも赤と緑に変えるところが多く、遠目でダウンタウンの景色を見ると信号の色までクリスマス色に思えてくるのでした笑。
日が暮れてからの帰宅路にあちこちでイルミネーションが増え、華やかなこと!
そんな家々のイルミネーションがピーコック通りの近所同士で競うように盛り上がり、観客が集まりだして一般公開されるようになったのがピーコックレーン。今年は12月15日から31日までの公開です。
古いですが2010年と2011年の写真。毎年ライトの数が増えて飾り付けがバージョンアップしてるので、今年はもっともっと派手になってると予想。
車内から観戦する車、歩行者よりゆっくり。
売り出し中の家。「グリンチ (クリスマスのキャラ)と一緒に住みたい?」
この周辺、道路が激混みになるので、バスや車で付近まで行って、数ブロック歩くのがベスト。バスも渋滞にはまって帰りに何十分も寒い中待つハメになるので(経験済み)、近くの停留所は避けること。
この時期、オフィスビルのライトも赤と緑に変えるところが多く、遠目でダウンタウンの景色を見ると信号の色までクリスマス色に思えてくるのでした笑。
2014年12月2日火曜日
ソービーアイランド 秋の風景
Sauvie Island、ソービーアイランドはポートランド中心から北に車で20分ほどのところに位置し、農業が盛んです。
夏の終わりにはコーンメイズといってトウモロコシを迷路状に植えた畑で遊べたり、ハロウィン前にはパンプキンを買いに来る人々で賑わいますが、それを過ぎると観光客がガラッと減り、静かな島に戻ります。
11月後半に行ったとき、売れ残って畑に置き去りにされた一面のパンプキン。推測するに、どうしようもなく放置してるのではなく実はこのまま土に還して種は来年芽がでるというサイクルなのだろうかと思わせるわたしの思考は、ポートランド付いてきたものだなぁと思ったり。
他に観光というと、ビーチ(といっても海ではなく川ですが)遊びやハンティング、バードウォッチングが主流。コットンウッドの森と湖にいろいろな種類の野鳥が集まり、この時期は白鳥が北のアラスカやカナダから渡ってくると聞きやってきましたが、少し時期が早すぎたのか白鳥は肉眼では見れませんでした。年を超えた頃がピークなのかも。
その代わりサギが何羽かとキツツキ、何千羽ものガチョウの大群に出くわしました。
ガチョウの群れが次から次へと芝生に降り立ったかと思ったら、突如一斉に飛び立ったときの驚きといったら!
スイフトという煙突に鳥たちが吸い込まれていくショーがあるのですが、それとは違った迫力でした。
夏の終わりにはコーンメイズといってトウモロコシを迷路状に植えた畑で遊べたり、ハロウィン前にはパンプキンを買いに来る人々で賑わいますが、それを過ぎると観光客がガラッと減り、静かな島に戻ります。
11月後半に行ったとき、売れ残って畑に置き去りにされた一面のパンプキン。推測するに、どうしようもなく放置してるのではなく実はこのまま土に還して種は来年芽がでるというサイクルなのだろうかと思わせるわたしの思考は、ポートランド付いてきたものだなぁと思ったり。
他に観光というと、ビーチ(といっても海ではなく川ですが)遊びやハンティング、バードウォッチングが主流。コットンウッドの森と湖にいろいろな種類の野鳥が集まり、この時期は白鳥が北のアラスカやカナダから渡ってくると聞きやってきましたが、少し時期が早すぎたのか白鳥は肉眼では見れませんでした。年を超えた頃がピークなのかも。
その代わりサギが何羽かとキツツキ、何千羽ものガチョウの大群に出くわしました。
ガチョウの群れが次から次へと芝生に降り立ったかと思ったら、突如一斉に飛び立ったときの驚きといったら!
スイフトという煙突に鳥たちが吸い込まれていくショーがあるのですが、それとは違った迫力でした。
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