ポートランドへやってくる観光客の増加に加えてレンタサイクル市場が上昇しているものの、レンタルカーは伸び悩んでいるという記事。
ホテルの売り上げとレンタカーの売り上げの比較がグラフでよくわかります。
http://bikeportland.org/2014/03/12/as-portland-tourism-booms-county-data-shows-an-odd-twist-car-rentals-havent-102728
交通機関、TriMetの電車とバスを乗り継げば市内のあちこちは車がなくても不便でないこと、しかも電車もバスも全て自転車ラックが設備されているので少々の遠出も楽。
公共機関の便が良いこと、バイクレーンが充実していることで、ポートランダーのようにサイクリング・ハイキングで休暇を過ごしたい、だったり、普段車なしではいられない生活をしているからせめて休暇中は車から離れたいなんていう理由が述べられています。
自転車ツアーを経営している人の話だと、"アクティブな休暇の過ごし方は子供の頃にはなかったもの。どこへ旅行するにも車でレストランからレストランへ移動だったからね"
ポートランドでの旅行者はリゾート地でゆったり過ごすのとは違って、爽やかに汗をかくのがトレンドみたいですね。
個人的にも自転車で街を観光するのは大オススメ!
家や庭が一つ一つつくりが違うからゆっくり周り道したいだろうし、基本的に碁盤の目状に東西南北に道が作られているので初めての土地でも観光しやすく、風や光を感じながら走るのは本当に気持ちがいい!
2014年3月27日木曜日
2014年3月26日水曜日
アート税
先日郵便受けに投函されていたもの。
Art Tax Program、アート税を忘れずに期限までに納めましょう、という通知です。
アート税って?
これは一昨年2012年の11月、オバマ氏の二期目の大統領選と同じタイミングで、全米中で市長選など市民レベルの投票も行われました。大麻が2つの州で合法化されたのもこの時。
当時ポートランドで話題になっていた合法化の一つが、このアート税でした。
小学校の美術と音楽の教育をもっと潤すというもの。街全体がアートと密着してライブハウスがそこら中にある、ポートランドらしい企画だと思います。
6割以上のYes票を集め可決され、翌年2013年4月から毎年、18歳以上で年収$1000以上の世帯の個人につき$35。要するに家族世帯で夫婦と子供が18歳以下なら$70。
年間$4.5ミリオン、5億円近い額が集まる見込みで、新聞なんか読むとパートタイムのアートの先生をフルタイムにしようとしてるみたいです。
わたしとしては、芸術分野にもっと時間を費やせることで、子供達の感性の豊かさに繋がるはず、と肯定的にみています。例えば将来科学者や医療関係や警察官だったりアートと直接的に関係のない職業に就くとしても、考え方の柔軟性だったりオフの時間での過ごし方に違いが出てくるんじゃないかなーと。未来への投資ですね。今後に期待。
2014年3月14日金曜日
近所散歩: 春の家々と庭の木々
長〜い秋と冬の後、ポートランドにようやく春が訪れました。
家の近所、ノースポートランドを散歩。
普段でも街中で見かけるリスは、新芽をめがけて活発になり、徒歩5分に1匹の割合で出くわします。
今月から気温がぐっと上がってきて、今週は特に天気が良く、水仙が家先のあちこちで花開き、今週からチェリーやプラムの花が満開です。
ウィラメット川沿いの荒涼としたトレイルまで友達と散歩し、上下に開閉式の橋がゆっくり降りるのを眺めたり、落葉樹のすっかり枝だけになった木々の間に、アメリカの国鳥のイーグルやキツツキやコマドリや青い鳥などを発見したり。
ダウンタウンの端っこの方のウィラメット川沿いにソメイヨシノが立ち並んでるのですが、そちらはもうすぐかなあと思います。
もうすぐポートランド5年目、しかし日本に長く戻ってたこともあって春夏は3回目。
日本で見たことがない植物になんだこれは!と反応したり、土の違いか気候の違いか知ってる植物でも巨大だったり、家々と庭の作りが全部違うので数分散歩するだけで満たされる。この辺は3階を超える建物がまずないので、空が果てしなく広い。
こういうなんでもない満足感が、ポートランドに住んでいて幸せに感じることの一つとして大きい。
もう少し日が長くなり、気温がもっと上がると、庭でBBQやるからうち来ない?もしくはうち来る?の誘いで、毎週のように友達に会えるんだけどな〜。
2014年3月4日火曜日
スティーブンスミスティーメーカー
Tazoティーの立役者、スティーブンスミス氏がTazoを離れてポートランドの工房で独自で"芸術的な"紅茶を開発、そんな並々ならぬ逸品が日本でも発売されたようです。
Tazoは1994年に数千人に1人の逸材と評されるスティーブンスミス氏によって立ち上げられ、アメリカの紅茶市場を約10年で7倍にしたそうです。
現在Tazoはスターバックスに売却されて、世界中に渡っています。
ポートランドでハーブティーや緑茶などを卸している友達が今月からこのスミスティーメーカーブランドを扱ってるそうで、サンプルを頂きました。
ベルガモットを試したのですが、1杯目は部屋を充満するほどに香り高く、同じティーバックから3回4回と抽出しても、まろやかさが味わえるというのはさすが。
男性用の香水のデザインのような高級感漂うパッケージ、パッケージ上にフレーバーの説明とベルガモットには"ロイヤリティーを感じたい時に是非とも"、写真右のハーブブレンドには"日除け帽子(sun hat)が必要かも"、となんと洒落たメッセージです。
ティーバッグのメッシュはなんと廃棄後に土に戻る生分解素材を用いられています。このまま生ゴミではなくコンポストバケツに放り込んで、家庭菜園の肥料になるなんて素晴らしい。さすがサスティナブルの街ポートランドではもはや当たり前になりつつあるコンセプトですね。
友達が是非わたしにと日本語サイトで取り上げられたリンクを送ってくれたので、シェアしますね。
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