先日郵便受けに投函されていたもの。
Art Tax Program、アート税を忘れずに期限までに納めましょう、という通知です。
アート税って?
これは一昨年2012年の11月、オバマ氏の二期目の大統領選と同じタイミングで、全米中で市長選など市民レベルの投票も行われました。大麻が2つの州で合法化されたのもこの時。
当時ポートランドで話題になっていた合法化の一つが、このアート税でした。
小学校の美術と音楽の教育をもっと潤すというもの。街全体がアートと密着してライブハウスがそこら中にある、ポートランドらしい企画だと思います。
6割以上のYes票を集め可決され、翌年2013年4月から毎年、18歳以上で年収$1000以上の世帯の個人につき$35。要するに家族世帯で夫婦と子供が18歳以下なら$70。
年間$4.5ミリオン、5億円近い額が集まる見込みで、新聞なんか読むとパートタイムのアートの先生をフルタイムにしようとしてるみたいです。
わたしとしては、芸術分野にもっと時間を費やせることで、子供達の感性の豊かさに繋がるはず、と肯定的にみています。例えば将来科学者や医療関係や警察官だったりアートと直接的に関係のない職業に就くとしても、考え方の柔軟性だったりオフの時間での過ごし方に違いが出てくるんじゃないかなーと。未来への投資ですね。今後に期待。
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