ノースウエストアメリカの雨が多く暑すぎず寒すぎない気候と豊かな森林の恩恵で、ほぼ一年を通して様々な種類のキノコ狩りが出来ます。
秋にポートランド周辺で採れる代表的キノコといえば、シャンテレール。
こちらは先週マウントフッドの周辺で採ったもの。1kg近い、大豊作。
フルーティな香りが特徴で、食感はエリンギのようにコリっとしていて且つもっと品のある味わい。
今日はオレゴンマイコロジカルソサエティ/オレゴンキノコ協会主催のフィールドトリップに参加してきました。
この団体はポートランドを中心に活動していて、月一でのミーティング、フィールドトリップ、キャンプなどが主な内容。ミーティングは一般公開で、来場する人たちが近日に採ってきたキノコを持ち寄ると、キノコに詳しい方々が名前を鑑定してくれるのが嬉しいのと、テーブルに様々な種類のキノコが並んでとっても面白い。鑑定の後に大学教授レベルのキノコ・菌類学プロの方々のレクチャーもあるので勉強になります。
フィールドトリップは朝9時過ぎにポートランド中心から車で15分ほどのところで全員集合し、そこから車が連なって目的地へ。30分ほどでここぞという森にたどり着くと、みんなハイキングブーツにキノコを入れるバスケットなど装備し、散れ散れにいざキノコハンティング!このロケーションの一番の目的は、何と言ってもシャンテレール。
1時間ほど後に出発地点に収穫物を抱えた人たちが戻り、品評会。
テーブルの上にはシャンテレール以外の食用には適さないキノコを中心に、図鑑を見ながら鑑定中。こちらの主催者の男性が持っているのが、通称カリフラワーマッシュルームで相当美味しいらしい。
写真手前のなんだこれは?!な物体は、デッドマンズフットといって、立派な菌類。
ちなみに一部のキノコは染色にも適していて、これはゴールド〜茶系に染められるらしい。その隣にあるのが、デッドマンズフットを見つけた方がすぐ脇にあった永久に腐らない新種キノコだよーと冗談/皮肉交じりに置いた、ドリンクカップとストローのゴミ。
本日のわたしと旦那の収穫。シャンテレールがピッタリ1パウンド、450gくらい。フィールドトリップに集まった全員が十分に夕飯に味わえる量のシャンテレールを採った模様。
今夜はカルボナーラにして頂きました。風味が本当に素晴らしい。残りは朝食にクリームソースで和えてクレープで食べる予定。
次のキノコ狩りはマツタケが見つけられるように目を光らせてます。秋のキノコハイシーズンは10ー11月。この涼しい季節にハイキングがてら美味しいキノコが手に入るのは最高の行楽!
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