サンクスギビングデイは基本はクリスマスと同様に家族イベントで、食事を囲んで楽しい時を過ごすというもの。毎年11月4週目の木曜日と決まっているので、この日から4連休を取る人が多くアメリカ中の空港で規制ラッシュが起きます。ウィキるとなかなか興味深い起源が記述されてます。
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サンクスギビングデイのメインディッシュと言えば、ターキー(七面鳥)の丸焼き。ターキーってちょっとくせがあってわたしは普段好んで食べる方ではないし、大人数のパーティとなると10kg近いでっかいのを仕込んだりするので、準備も調理も大変だし残りものを何日も食べ続けるのはアメリカ人全体的にも飽き飽きしつつある現状はあるものの、なんだかんだ多くの人たちがターキー焼くのは伝統であるしこれがないと食卓が締まらないってのはあるんでしょうね。
今年はドミニカ系アメリカンの友達がヒスパニックな味付けで6kg越えのターキーを担当してくれました。前日からクーラーボックスに入れて塩水とハーブに漬けて、当日11時にうちに来てオーブンへ。
1時間アルミホイルをかけて焼き、外してさらに1時間半後。
ドミニカ共和国やラテンアメリカのサンクスギビングパーティに必須らしい、empanada/エンパナーダ。生地から作って、中身は牛挽肉にレーズンとヘーゼルナッツを混ぜてクミンなどハーブで味付け。手が止まらなくなる美味しさ!(でもこれから料理がどんどん来るので幾つも食べられない)
ターキーメインなので恐らく反抗心の現れかと思われるポーク入りチキンスープ。美味しいからオッケー。
ケールとフェタチーズを薄い生地で包んで焼いたもの。超サクサク!
ターキーを切り分けるまでが担当者の役割。
19時回ったのでみんな待ちきれない顔。
お皿を持って並ぶ人々。
時計周りに、クランベリーソース、ターキーとグレービーソース、ポテトグラタン、ロースト芽キャベツのクリームソース仕上げ、まつたけご飯、わたしの自家製キムチ、豆もやしナムル。なんでもありです。
ゴルゴンゾーラとりんごとヘーゼルナッツのパイ。あり得ない組み合わせとおもってしまうより、意外に美味しい!
最後にホットチョコレートとホイップクリーム。ホイップクリームに少しウィスキーを香り付けするなんて、大人ってなんてずるいんでしょ。
最後にバッドサンタを上映して終焉。そう、サンクスギビングの翌日からアメリカ人はクリスマスモードです。