2014年1月24日金曜日
サスティナブルフィッシュ
オーナーが家業を引継ぎ、SE Hawthroneに開業したのがFlying Fishという魚屋さん。
シーフードのサスティナビリティ=持続可能性というのは、稚魚や(魚にもよると思いますが)メスは海に返し、成魚だけをマーケットに出すといったもの。
このお店ではそれにこだわって質の高いシーフードと、ローカルの精肉、鶏卵を扱っています。(因みにローカルのメリットは、地元の生産者の援助、長距離トラックで当方からの運搬費/ガソリン代の削減、季節の新鮮な食材を新鮮なうちに、というところがポイントです)
全体的にお値段はかなり高め。例えば上記のサーモンはスーパーより1パウンド(/lb)あたりの値段が2ドルくらい高い。他の魚も肉も、スーパーに比べると1,2割り増しです。(はい、魚食大国の日本と比べると、魚はこちらでは高級食材です)
でも、外食することを考えると、週末に家でいつもより質の良いディナーを囲むのはたまにはいいものです。そして何より美味しい!このサーモンは強火でさっと焼いて、ミディアムレアで頂いたのですが、今まで食べたサーモンの中で一番美味しかったと言っても過言ではないほどでした。ほんとに。
ローカル鶏卵はなんと1パック(12個)6ドル!スーパーで見かけるオーガニックブラウンエッグでも4,5ドルくらいです。生涯お店で見た卵の値段の中で一番高いのではないでしょうか。
一度旦那が買ったことありますが、これもまた極上。割った時の黄身の盛り上がり、色味、味、全てが5つ星級でした。家族経営のファームで放し飼いされた鶏卵の価格とスーパーの特売の量産された鶏卵の価格、これらの差のトリックを想像してしまいます。
因みにこの魚屋さん、八百屋さんと併設してるのですが、さあ魚を手に入れたからあとは野菜だね、と八百屋さん側に入ると、店員のおじさんに待ってましたとばかりにニコニコと" Get some vegetables!"と迎えられました笑。みんな明るい、ポートランド。
去年オープンしたノースポートランドの革新コンビニエンスストア、Green Zebra Groceryの鮮魚コーナーで、こちらのシーフードを卸しています。
ちょうどラジオから、サスティナブル、オーガニック、ローカルはそれぞれどれが健康的で安全な食べ物なのかという内容の話が聞こえてきました。地元のラジオまでテーマの質が高いと、日々感心させられます。
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