2014年4月30日水曜日

アースデー



Newseasonsで買い物した時のアースデー仕様紙袋。子供対象の袋にお絵かきイベントがあったらしい。


代々木公園のアースデーは何度か行ったことがあり、ポートランドのはどんなものかと。しかも徒歩圏内の公園で(実際は晴れのちヒョウ/嵐の日だったので車で行ってしまいましたが)。テントブースは公園の半周くらいを囲み、子供達が走り回り、パフォーマンスのアーティストがちらほら


バイクスムージー!ペダルをこぐとミキサーが電動する仕組み。



タンポポなど食べられる雑草講習。

オーガニックの宅配野菜を売る人とか、ソーラーパネルなどサスティナブルな住宅システムを宣伝する人など、根本的なところはきっとどこの街のアースデーイベントでも同じだよね。

シソの苗が緑と赤の2色売ってるのを見つけ、購入。日本から持ってきた種を発芽させてみていたのだけど、種が古かったせいか全く発芽せずガッカリしていたので絶妙なタイミング。
サラダやアメリカンな料理にひとつまみ加えてみるとどんなになるか楽しみだし、たこ焼きなんかに欠かせない紅ショウガを自家製で作りたいので赤シソは絶対的。シソジュースも作りたいし…と夢が膨らむわー。







オレゴンの温泉

ポートランドから車で3時間、ユージンから東に1時間ほどのところにある、Cougar Hotspringsに行ってきました。
Cougar貯水池の畔のパーキングに車を止め、苔に覆われしっとりとした森の中を10分ほどハイキングすると、池の向こう側に4つの段々になった温泉が現れました。

この池の右側を散策すると…
森の中に岩岩に囲まれた温泉が出現。
真ん中の洞窟からお湯がたゆまなく流れています

一番上が40度くらいでお風呂ごとに1.2度下がっていきます


基本的にアメリカの公共温泉は水着着用、なのでプールの如く混浴です。
ここは100年以上の歴史があり、ヌーディストやヒッピーやリベラルな人たちにClothing Optional、水着着用ご自由にというルールが守り抜かれていて、着てる人着てない人様々。

使用料は$6でその日限りなら何時間でも何度でも入れるというのは悪くないし、土曜日の昼前にもかかわらず運良く混んでいなかったのでゆったりできたのは何より。

脱衣所は半オープンで屋根がついてる簡易な作りで男女共有。ビーサンなんかがあると脱衣所からお風呂まで冷たく濡れた岩の上を歩くのに便利かも。清潔度は可もなく不可もなく。

無色透明で(写真が水色なのは水のせいか苔のせいか)うっすらとした硫黄臭、2時間もいたせいか全身肌がしっとりして、翌日までしっとり感が残っていたのは日本の温泉を含めても今までなかなかなかったような。

Airbnbで見つけたキャビンに2泊して、週末の2泊3日旅行としてはカンペキでした。





2014年4月15日火曜日

キノコ狩り

Morels、モレル/和名アミガサダケというキノコの季節がやってきました!

雨が多くて寒すぎず暑すぎないノースウエストのオレゴンは色々なキノコが採れます。マツタケやトリュフは冬の人気且つレアキノコで、春の目玉といえばこれ、モレルです。

一見ギョッとするようなインパクト大の外見、香りはほとんどなく味も特に強くはないのですが、バターや卵との相性はいいです。

キノコ狩りって宝探し的にハマるので、時間を忘れて歩き回り2時間3時間はあっという間。。まだまだポコポコ出てくると思うので、もう1・2回はモレル探しに行きたいですね。



パフボールと言って指で突くとパフっと菌糸が飛び出ます

Early Morelといって紛い物の一種。大抵カサが茎より短くて、中身が詰まってます

これもEarly Morel

このように中身が空洞なのが本物の証拠

本物たち!クリームパスタに

こちらはオムレツに。うーん美しい!




2014年3月27日木曜日

観光客のレンタサイクル・カー事情

ポートランドへやってくる観光客の増加に加えてレンタサイクル市場が上昇しているものの、レンタルカーは伸び悩んでいるという記事。

ホテルの売り上げとレンタカーの売り上げの比較がグラフでよくわかります。

http://bikeportland.org/2014/03/12/as-portland-tourism-booms-county-data-shows-an-odd-twist-car-rentals-havent-102728

交通機関、TriMetの電車とバスを乗り継げば市内のあちこちは車がなくても不便でないこと、しかも電車もバスも全て自転車ラックが設備されているので少々の遠出も楽。

公共機関の便が良いこと、バイクレーンが充実していることで、ポートランダーのようにサイクリング・ハイキングで休暇を過ごしたい、だったり、普段車なしではいられない生活をしているからせめて休暇中は車から離れたいなんていう理由が述べられています。

自転車ツアーを経営している人の話だと、"アクティブな休暇の過ごし方は子供の頃にはなかったもの。どこへ旅行するにも車でレストランからレストランへ移動だったからね"

ポートランドでの旅行者はリゾート地でゆったり過ごすのとは違って、爽やかに汗をかくのがトレンドみたいですね。

個人的にも自転車で街を観光するのは大オススメ!
家や庭が一つ一つつくりが違うからゆっくり周り道したいだろうし、基本的に碁盤の目状に東西南北に道が作られているので初めての土地でも観光しやすく、風や光を感じながら走るのは本当に気持ちがいい!





2014年3月26日水曜日

ポートランドの桜

先週いっぱい晴れの日が続き最高気温が15℃くらい、ウィラメット川沿いとコンベンションセンターのソメイヨシノが満開になりました。

1989年に日本から贈られた桜だそうです。街中にチェリーや梅や桃の木が花を咲かせていますが、やはり日本人としてはこの淡い薄ピンクで可憐な桜、ソメイヨシノが一番落ち着きますね。ポートランドでもお花見ができることに、感謝。






アート税

先日郵便受けに投函されていたもの。





Art Tax Program、アート税を忘れずに期限までに納めましょう、という通知です。

アート税って?

これは一昨年2012年の11月、オバマ氏の二期目の大統領選と同じタイミングで、全米中で市長選など市民レベルの投票も行われました。大麻が2つの州で合法化されたのもこの時。

当時ポートランドで話題になっていた合法化の一つが、このアート税でした。
小学校の美術と音楽の教育をもっと潤すというもの。街全体がアートと密着してライブハウスがそこら中にある、ポートランドらしい企画だと思います。
6割以上のYes票を集め可決され、翌年2013年4月から毎年、18歳以上で年収$1000以上の世帯の個人につき$35。要するに家族世帯で夫婦と子供が18歳以下なら$70。
年間$4.5ミリオン、5億円近い額が集まる見込みで、新聞なんか読むとパートタイムのアートの先生をフルタイムにしようとしてるみたいです。

わたしとしては、芸術分野にもっと時間を費やせることで、子供達の感性の豊かさに繋がるはず、と肯定的にみています。例えば将来科学者や医療関係や警察官だったりアートと直接的に関係のない職業に就くとしても、考え方の柔軟性だったりオフの時間での過ごし方に違いが出てくるんじゃないかなーと。未来への投資ですね。今後に期待。






2014年3月14日金曜日

近所散歩: 春の家々と庭の木々

長〜い秋と冬の後、ポートランドにようやく春が訪れました。

家の近所、ノースポートランドを散歩。
普段でも街中で見かけるリスは、新芽をめがけて活発になり、徒歩5分に1匹の割合で出くわします。

今月から気温がぐっと上がってきて、今週は特に天気が良く、水仙が家先のあちこちで花開き、今週からチェリーやプラムの花が満開です。

ウィラメット川沿いの荒涼としたトレイルまで友達と散歩し、上下に開閉式の橋がゆっくり降りるのを眺めたり、落葉樹のすっかり枝だけになった木々の間に、アメリカの国鳥のイーグルやキツツキやコマドリや青い鳥などを発見したり。

ダウンタウンの端っこの方のウィラメット川沿いにソメイヨシノが立ち並んでるのですが、そちらはもうすぐかなあと思います。

もうすぐポートランド5年目、しかし日本に長く戻ってたこともあって春夏は3回目。
日本で見たことがない植物になんだこれは!と反応したり、土の違いか気候の違いか知ってる植物でも巨大だったり、家々と庭の作りが全部違うので数分散歩するだけで満たされる。この辺は3階を超える建物がまずないので、空が果てしなく広い。

こういうなんでもない満足感が、ポートランドに住んでいて幸せに感じることの一つとして大きい。

もう少し日が長くなり、気温がもっと上がると、庭でBBQやるからうち来ない?もしくはうち来る?の誘いで、毎週のように友達に会えるんだけどな〜。